岡田准一さんが自身初となる写真展「Guys 俺たち」を開催。会場を訪れた際の写真が公開されました。
2021年11月1日のライブをもって、26年のグループ活動にピリオドを打ったV6。四半世紀以上を共に過ごしたメンバーは、「この6人でなければV6ではない」という共通認識のもと、活動を続けてきました。
岡田さんは、グループ活動に幕を下ろすことが決まってから、6人で過ごすときは常にカメラを携え、心の琴線に触れた瞬間、シャッターを押してきました。写真展「Guys 俺たち」では、岡田さんだから切り取れた写真が展示されています。
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写真集は1枚1枚にこだわりの加工を
写真展の開催のきっかけとなった写真集「Guys 俺たち」も、同日に発売。岡田さんは、デジタルとフィルム、さまざまなカメラを状況に応じて使い分けていますが、写真集には、あえてフィルムカメラで撮影したアナログな写真のみを掲載。ページには、作意のない、ありのままのメンバーの姿が息づいています。
写真集の装丁は、“アルバム”をコンセプトに、上質なクロス張りの上製本で仕上げ、さらに写真1枚1枚に、実際に銀塩プリントがアルバム台紙に貼られているような特殊印刷加工を施した、愛蔵版となっています。
岡田さんが「あとがき」として自ら書き下ろした“言葉”と合わせて、注目です。
写真展では約7000枚から300点の厳選写真を展示!
そして14日間行われる写真展では、岡田さんが約2年にわたって撮り続けた約7000カットと改めて対峙し、“写真展でお届けしたい写真”約300点まで厳選された写真を展示。
そこには、ライブの打ち合わせやリハーサルの裏側、6人で過ごした何気ない時間などが、しっかりと刻まれています。
そして、光と影を意識して絵画的に切り取った写真など、アーティスティックな表現にこだわった意欲作はB1サイズに大きく引き伸ばし、迫力のある展示に。「メンバーの、この表情が撮れて良かった」という、5人のソロカットも展示されています。
さらに、V6のラストライブ直後の撮影を、岡田さんの発案で上田義彦氏が撮影。特別展示として、ステージを後にした瞬間、8×10の大判カメラで撮影した写真が、大型出力で展示されています。
写真展開催と合わせて、「岡田准一と楽しむ “Guys 俺たち”」の配信も決定。全国各地のファンから届いた「ぜひ私たちの街でも写真展を開催してほしい」というリクエストに応えるべく、岡田さんが自ら本展会場をアテンドする様子が配信されます。
配信の詳細は、決定次第、公式サイト、公式Twitterで発表される予定です。
「この写真を届けたかった」V6の“終わりの瞬間”“心の顔”
<岡田准一 コメント>
──V6として最後の瞬間、その時僕らはどんな顔をするんだろう。
これは、解散が決まり写真を撮りはじめてから、ずっと考えていた事です。
最初は自分で撮るつもりでいましたが… 悩んだ末に僕ではないという結論に至り、尊敬する日本を代表する写真家、上田義彦さんに11月1日のライブを終えた直後のラスト写真の撮影をお願いしました。
終わりの瞬間を価値あるものとして切り取ってもらいたいという願い、そして、その瞬間に僕は撮る側ではなくV6としてメンバーと共にその時間を噛み締めるべきだと思ったからです。
泣いてるのか、笑ってるのか、どんな顔をしているのかわかりませんでしたが、V6が終わるその時、僕らはこんな顔をしていました。
好きでいてくれて、まだ苦しみが残っているであろうファンの方に、この写真を届けたかった。
この写真のこの表情が、僕たちの心の顔です。
V6を愛してくれてありがとう。
そして、上田さんに素晴らしい写真と残り香がかおる最後の僕たちを収めていただいた事に、最大の感謝を伝えたい。
岡田准一