中川晃教さん、花總まりさんらが、4月8日に東京・日本青年館ホールで行われた「銀河鉄道999 THE MUSICAL」の公開稽古に登場しました。
本作は、漫画家・松本零士氏が1977~1981年にかけて連載し、テレビアニメ化・劇場アニメ化と大ヒットしたSF作品をミュージカル化したもの。
今回は、邦画収入第1位の記録をもつ劇場版「銀河鉄道999」(1979年)をモチーフに、漫画やアニメ、映画で語られていないキャラクターの過去を、オリジナルストーリーに加え、作品のテーマである“限りある命(人間)・永遠の命(機械の体)”について描きます。
主人公・星野鉄郎役に中川さん、メーテル役に花總さんが扮するほか、機械伯爵役で佐藤流司さん、クイーン・エメラルダス役に北翔海莉さん、キャプテン・ハーロック役に三浦涼介さんと、実力派が集結。音楽監督には、映画「銀河鉄道999」の主題歌を生み出し、アレンジャーとしても活躍しているゴダイゴのミッキー吉野さんが参加し、作品を盛り上げます。
そして、本番を目前に控えたキャストからコメントが届きました。
<キャスト コメント>
中川晃教(星野鉄郎役)
「銀河鉄道999」は、全世界にたくさんのファンがいる偉大で、とても愛されている作品です。今回は、音楽劇ではなく、ミュージカル化ということで、身の引き締まる思いと、いい作品にしたいという情熱と、どちらもが入り混ざって挑戦させていただいています。
日本青年館にお越しくださるお客様に、鉄郎やメーテルをはじめ、宇宙の大冒険に登場する全キャラクターに注目していただきながら、登場人物たちに共通する命尽きるまで終わらない人生と、お客様の人生を重ねながら観ていただけたらと思います。
花總まり(メーテル役)
足りない時間の中で、一生懸命この作品と向き合い、キャスト一同、力を合わせて「銀河鉄道999 THE MUSICAL」をつくってまいりました。(メーテルを演じる予定だった)神田(沙也加)さんの想いをのせて、自分なりのメーテルを届けられればと思います。
佐藤流司(機械伯爵役)
ついに幕が上がりますね。今、これを場当たりの最中に書いているんですけど、照明の感じとかめっちゃ綺麗です。ここまできてもさらに変更を重ね、よりブラッシュアップしております。最後まで手を抜かず、気を抜かず、素晴らしいものをお見せするため、カンパニー一同頑張っております。もう少しで完成です。期待してお待ちください。
北翔海莉(クイーン・エメラルダス役)
1年前にこの作品のお話をうかがってからは、エメラルダスに挑戦できることをすごく楽しみに準備しておりました。今回は、強いエメラルダスというよりは、トチローへの想いを表現するシーンが多いので、甲冑の中の女性の繊細な部分を頑張って表現したいと思います。
三浦涼介(キャプテン・ハーロック役)
お稽古場を経て、ついに日本青年館へたどり着きました。お稽古期間は約1ヵ月。演出・小山(ゆうな)さんを筆頭に、中川さんをはじめ、個性的で素晴らしい俳優の皆様、スタッフの皆様と時間を過ごすなか、日々、最高のエンターテインメントをお届けすべく、素敵な時間を過ごすことができました。劇場に入り、ステージで空間を感じ、場当たりを充実させてまいりました。
初日から千穐楽まで精一杯に心を込めて演じ、この「999」の世界とともに演劇の旅へ出ます。どうぞよろしくお願い致します。
また、4月18日(月)千穐楽公演の生配信が決定。
最新情報は、「銀河鉄道999 THE MUSICAL」公式サイトまで。
©松本零士・東映アニメーション ©『銀河鉄道999 THE MUSICAL』実行委員会