4月24日(金)のフジテレビ『ダウンタウンなう』に、ミュージシャンの岡崎体育が登場。

「本当は、福山雅治さんみたいになりたかった」

2017年にミュージックビデオの“あるある”を歌った曲「MUSIC VIDEO」が話題となり、2019年にはさいたまスーパーアリーナでの単独公演を成功させた岡崎。

独自の目線でネタっぽい曲が多いため、世間に定着したイメージに悩んでいるそうで、「デビューすることをビジネスライクに考えていたせいで、ネタ寄りになってしまったんです」と語る。

浜田:ほんまはそうじゃなかったんよな?

岡崎:本当は、福山雅治さんみたいになりたかったんです。

一同:(爆笑)

岡崎:僕も俳優やらせてもらったり、ちょっとずつ近づいていってるんですけど。

松本:近づいてへんわ!

さらに、岡崎は音楽をどのように作っているのか聞かれることが多いが「正直、むちゃくちゃ適当に作ってるんですよ」とぶっちゃけ発言。

ミュージシャンらしく「(音楽が)急に降ってきて…」とスカして答えていたが、まったくそんなことはなく「インタビューは半分くらい嘘」と明かして、一同大ウケ。松本から「半分はやめろ」とツッコまれた。

貢献度高いのに…」NHKへの愚痴が止まらない!

岡崎は、2018年にはNHK連続テレビ小説『まんぷく』で、「日系外国人役」で俳優デビュー。“英語っぽく聞こえる日本語”の曲「Natural Lips」が話題になっていたため、「英語ができると思われて」キャスティングされたという。

その打ち合わせで岡崎が「英語しゃべれないんですよ」と言うと、「英語、ご堪能じゃない!?」との反応があったと告白し、一同大ウケ。

セリフは「カセットテープで外国人がしゃべってる英語を聞かせてもらって…」行ったという岡崎に、松本は「超スピードラーニングやん!」とすかさずツッコミを。そんな“朝ドラ俳優”でもある岡崎だが、『紅白歌合戦』には出場したことがない。

松本:出てないんや。

岡崎:『まんぷく』出させてもらって、NHKの番組のテーマソングとかやってたり…。

松本:これ、絶対イケると思うよね。

岡崎:そうなんですよ。NHKのレギュラー番組もやってるんですよ。

浜田:え!?それでない!?

岡崎:NHK貢献度の通信簿は、むちゃくちゃダントツなのに、世論調査と(CD)セールス(の項目)がほぼゼロやったんです。

岡崎のせつない告白に一同大笑い。浜田が岡崎の肩に手を乗せて笑い、岡崎は「広く浅く名前が知れてるだけだったんです」とぼやいていた。

マザコン疑惑払拭!?急きょオカンに電話「テレビなめんなよ!」

昨年の夏まで京都の実家暮らしだったという岡崎。「子供用の学習机にパソコン置いて、それで関ジャニ∞さんに楽曲提供してたんです」と明かした。

ちなみに、曲が完成して最初に聴かせるのは“オカン”だそうで、「途中の状態で『オカン~!』と呼んで」感想を聞くのだとか。

松本:オカンが「こうしたら?」とか言うの?

岡崎:「これ滑ってる」とか言ってくれるんです。そのおかげか、40代50代の女性ファンがむちゃくちゃ多いんですよ。オカンがおもろいと思ってるものが世に出ているので。

松本:オカンは何してる人なの?

岡崎:オカンは普通にニートです。

松本:専業主婦って言えや(笑)!

30年過ごした実家を離れ、現在は東京で一人暮らしをしている岡崎だが、マネジャーから「地元でのライブはいつもお母さんが送り迎え」「岡崎に仕事のスケジュールを連絡しても、最終的に彼の母親から確認の連絡が来る」というタレコミが。

浮上したマザコン疑惑に、岡崎は「マザコンじゃないですよ!」ときっぱり否定したが、松本の提案で、急きょオカンに電話をかけることに…。

岡崎がオカンに「『ダウンタウンなう』のハシゴ酒の収録してんねんけど」と説明すると、「え?」とあたふたし、その後は「…」となり、ずっと無言。岡崎が「なんで(無言)やねん!テレビなめんなよ!」と叫んで、笑いの渦に包まれた。

電話を代わった松本が「お母さん、これね、『ダウンタウンなう』」と言うと、オカンは「申し訳ありませんー!」と大慌て。

続けて松本が「で…」と話し始めたので、一同は何か話し始めるのかと耳を澄まして聞いていると、「息子さん、交通事故を起こしまして」とボケてみせ、みな爆笑。

岡崎が「ほんまに振り込むんでやめてください」と苦笑いしていると「申し訳ありません」「失礼しました」と恐縮しきりのオカン。「もっとおもしろいこと言えー!」と岡崎の大絶叫が響き渡った。

松本:お母さん、今なにしてたんですか?

母:食事の用意をしてました。

松本:ここボケるとこです。

岡崎:松本さんがそう言うてはるやろ!!

オカンを追い詰める2人に、浜田の「オカンに何を求めてんねや!」とのツッコミが響き渡った。