4月6日、映画「ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ」の日本語版吹き替え制作発表会見が行われ、中川大志さん、山寺宏一さん、広橋涼さん、主題歌を手掛けた、DREAMS COME TRUEの中村正人さんが登場。
イベント後、中川さんと山寺さんに、フジテレビ「めざましテレビ」の永尾亜子アナウンサーがインタビューしました。
本作は、日本生まれのゲームキャラクターをハリウッドで実写映画化したヒット作の続編。今回、中川さんが声を担当するソニックのライバルとなるナックルズが登場。さらに、山寺さんが声をあてるソニックの宿敵・ドクター・ロボトニックも復活するということで、2人に「自身にとっての”ライバル”と”宿敵”は?」と質問しました。
中川さんは、自身のライバルを“歳が近い同業者”とあげ、「役者陣は、やっぱり気にはなりますよね。『俺もこういうのやりたかった』とか『この役いいな』というのは、基本ずっとあります」と答えました。
山寺さんが「同世代の中でも、図抜けているでしょ」と聞くと「いやいや」と謙遜してみせ、「勝ち負けがない世界なので難しいです」とコメントしました。
そんな中川さんの宿敵は、この季節に悩ませされている人も多い“花粉”。中川さんは「もう花粉症がひどいですね。(演技中に)くしゃみとかだったら、すぐにカットがかけられるんですけど、スーって水みたいな鼻水が出ちゃうんですよ」と明かし、それを聞いた山寺さんは「大志なら鼻水もキレイに見えるよ」とフォローをしました。
続いて、山寺さんに、自身にとってのライバルを聞くと「過去の自分です!」と回答。「還暦になったので、だんだん声や感性が衰えたら嫌だなと思って…」
「昔は、過去の自分の吹き替えを見ても『まだまだ下手だな』『全然ダメだな』思っていたけれど、最近見ると『俺ことのとき面白かった』『頑張ってるな』と思うようになってきました」と話し、「これじゃいかん!過去の自分に負けてるじゃないか」と自身を鼓舞しました。
宿敵は「”世代交代”という言葉」と上げ、「声優も今、下からガンガンきているから、負けてたまるかというぐらいの気概を持ってやらなきゃいけないなと思ってます」とコメントしました。