松島聡さん(Sexy Zone)が初主演を務める、舞台「こどもの一生」が開幕しました。
4月3日、舞台「こどもの一生」の取材会が行われ、松島さん、今井朋彦さん、丸山智己さん、田畑智子さん、川島海荷さん、ROLLYさん、朝夏まなとさん、升毅さん、演出のG2さんが登壇しました。
舞台「こどもの一生」は、1990年に演出を務めるG2さんが「“今”を切り取った作品を」と作家・中島らもさんに依頼し制作。1990年、1992年、1998年、2012年と上演され続けてきた作品です。中島さんの生誕70周年でもある今年、10年ぶりの上演となりました。
初日を迎えた感想を聞かれた松島さんは「こういったご時世なので、無事に初日を迎えられることは、本当に奇跡だなと思っています。約2ヵ月間の稽古期間に、皆さんに助けていただきながら、ここまでやってこられました。とにかく精一杯頑張ろうと思います」と話しました。
今作が、初主演作となった松島さん。心境を聞かれると「座長らしいことをまだ何もできていないくて、本番を迎えて、これから座長らしいことをして行きたいなと思います」とにっこり。共演者からは「楽しみだな〜」と声が上がっていました。
「松島さんに期待する事は?」と聞かれた、共演の今井さんは「期待値は、ものすごくありますよ。右肩上がりで、置いていかれないように、必死に喰らい付いていきたいと思います」とコメントしました。
先輩 八乙女光からのアドバイス
今作は、主演予定だった八乙女光さん(Hey! Say! JUMP)が、今年1月に病気療養のため降板することが発表。松島さんが、代役として引き継ぐ形になりました。
八乙女さんとのやりとりについて質問されると「稽古期間中に、自分が悩んでいたタイミングでちょうど連絡をもらって『一緒になって悩んでいこうよ』と言ってくださったのが、自分の中ですごく嬉しかったです」
「『これから行き詰まることもあるかもしれないけど、世界観にうまくハマって、いい化学反応が生まれたらいいね』というふうにアドバイスいただいて、いろいろと迷いながらも、周りに助けられながらやってこられました」と明かしました。
続けて、「初めての経験で、もちろん大変でしたけど、だんだんと楽しさに変わっていって、本番を重ねるごとに、芝居をどんどん更新していって、いいものにしていけたらいいなと思います」と意気込みました。
役作りに関して「社会人に見えることが、1番の課題であったので、観に来てくれた人に『ちゃんと社会人になれてる』って思われたらいいなと思います」と話した松島さん。
今回の舞台のために、新しくスーツを新調したそうで、「立ち稽古の初日から着てきてた」と共演者から指摘されると「みんなラフな格好なのに、僕だけスーツで恥ずかしかったです」と振り返りました。
また、先輩やお世話になった方々に作ってもらうことが、縁起の良いこととされる、楽屋で使うのれんについて、「今回は、去年舞台でお世話になった、桐山照史くんにお願いをして、デザインしてもらいました」と明かし、「めちゃくちゃ可愛いんです」と満足気に話しました。
<公演概要>
出演:松島聡(Sexy Zone)、今井朋彦、丸山智己、田畑智子、川島海荷、ROLLY、朝夏まなと/升毅 ほか
東京公演:4月3日(日)~4月28日(木)/東京芸術劇場 プレイハウス
大阪公演:5月6日(金)~7日(土)/COOL JAPAN PARK OSAKA WW ホール
<ストーリー>
超わがままな製薬会社社長の三友と秘書・柿沼は、心のケアが専門の孤島のクリニックを訪れる。
共に治療を受けるのはデジタル庁勤務のエリート藤堂、コールセンター勤務の淳子、現役地下アイドルの亜美。
院長・木崎と看護師長・井手のもと、5人はストレスを取り除くため10歳の「こども」に返り、共同生活をすることになるが……。
最新情報は、舞台「こどもの一生」公式サイトまで。