10月16日(金)公開予定の映画「みをつくし料理帖」で、主人公の松本穂香演じる澪の幼なじみ・野江(のえ)を演じた奈緒のインタビューが公開された。

原作はシリーズ累計400万部を突破した作家・髙田郁氏による同名ベストセラー時代小説。江戸に出てきた大坂出身の料理人・澪が、江戸の味に馴染めず試行錯誤の日々を過ごしながらも、料理を通じて成長いく姿を描く。

野江は幼なじみの澪と「何があってもずっと一緒や」と約束を交わすも、8歳のときに大洪水にあって生き別れてとなってしまい、その後、吉原で花魁・あさひ太夫として人気を博す。

奈緒は野江と澪との関係性について台本を読んで「とても素敵だなと思った」と言い、「野江ちゃんはおひさま。澪ちゃんは雲なんですよね」と振り返る。2人が太陽、雲を見るときにお互いを思い合い、「昔からつながっていて、ずっと変わっていない」と特別な間柄であることを語った。

角川春樹監督がこだわったというあさひ太夫の艶やかな紫を基調とした部屋のセットについて、豪華ゆえにあさひ太夫の寂しさを感じたとコメント。また監督からは声に出せない思いを、目で会話してほしいと言われていて、その切ない気持ちが映画に「映っていたらいいなと思います」と話した。

<映画「みをつくし料理帖」オフィシャルサイト>