<西畑大吾 コメント> 

――収録はいかがでしたか?

もともとは僕、パネラーだと思ってたんですよ(笑)。最初にお声がけいただいたとき、パネラーの席に座って、テレビを見ているのと同じ感覚で楽しませてもらえるものだと思っていて。ところが、まさかのスペシャルMCという、どうしたらいいかわからない役割を与えていただいて…(笑)。

(高橋)克実さんとおそろいの着物まで作っていただきましたから(笑)。でも、昔からずっと見ていた番組に、こういう形で携わることができて、とても光栄でした。

――高橋克実さん、今田耕司さんとの共演経験は?

お二方とも、バラエティ番組でご一緒させていただいたこともありますし、克実さんとはドラマでも一度共演させていただいたことがあって。

でも今回の共演は、今までとはまったく感覚が違いますね。なんといっても僕はもう、完全に“世代”なので。小中学生のころ、休み時間は『爆笑レッドカーペット』の話で持ちきりでしたから。

あれから十数年経った今、その番組のMCを、克実さんと今田さんと一緒に務めることになるなんて、夢にも思っていなかったので…本当に驚いています。

――当時、特に好きだった芸人さんはいますか?

小島よしおさんですね。当時、小島さんが出てきたときの衝撃って、もう半端なくて。みんなで「そんなの関係ねえ!」って踊りまくってました(笑)。

――今回、特に印象に残った芸人は?

コットンさんとは、一緒に番組をやらせていただいていますし、バラエティの“平場”のコットンさんはよく拝見しているんですけど、今回初めて、ネタを演じているコットンさんを、生で見させていただいて。すごく面白かったですね。

きょんさんの“なりきり力”と、西村(真二)さんのツッコミと、お二人のコンビ芸を堪能させていただきました。

でも、みなさん全員、本当に素晴らしくて。ステージに登場するとき、すごくうれしそうなんですよ(笑)。パネラーのみなさんも含めて「お笑いが好きだ」っていう熱い気持ちが伝わってきて、感動しました。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

今って、ショート動画の時代じゃないですか。みんな、スマホをスワイプしながら、短い動画を次々に見るのが主流になっていて。

『爆笑レッドカーペット』は、そんなショート動画の時代の先がけになった番組だと思うんです。1分間のネタでこんなに笑える、こんなにも満足感があるということを世の中に知らしめた、パイオニア的な番組だと僕は思っているので、今その番組が復活することは、視聴者としてもとてもうれしいことですし、ましてや、MCとして出演させていただけるなんて、本当にありがたいことだと思います。

当時出演されていた芸人さんから、当時はまだ子どもだった、僕と同世代の芸人さんまで、新旧の“レッドカーペット芸人”のショートネタを、ぜひ見ていただきたいです。懐かしさと新しさが同時に味わえる、笑いの絶えない番組になっていると思います!