4月30日(木)21時より、フジテレビでは『直撃!シンソウ坂上』を放送する。

今回は、芸能人のビジネススタイルを変えたともいわれるキングコング(西野亮廣、梶原雄太)に独占密着。

番組MCの坂上忍が行った、西野、梶原、それぞれへのインタビューや、彼らの現在をとらえた密着映像とともに、キングコングの現在に迫っていく。

西野といえば「最終的には、ウォルト・ディズニーを倒す」などの発言で世間を騒がせ、時に炎上騒動を引き起こしてきたことでも知られる。現在は芸人としての活動以外に、絵本やビジネス本の出版、講演会の講師、有料オンラインサロンの運営など、さまざまなビジネスで成功を収めている。

それはなぜなのか。理由を探るべく西野にインタビューを行うため、坂上は彼の自宅へ。30歳の時に購入したという西野のマンションは、床の貼り替えを含め全面リフォーム済みでアンティーク家具などが取りそろえられたハイセンスで生活感の乏しい空間だった。

ここで西野は44万部の異例の大ヒットとなり、映画化も決まった絵本「えんとつ町のプペル」を執筆。そのアトリエで、ファンタジー絵本に隠された緻密なビジネス戦略を語り出す。

西野が考えているのは「次への展開」。絵本を絵本として終えるだけでなく、企画・構想段階からVR(仮想現実)で展開し、二次利用・三次利用のビジネスにつなげることを見越して全てを設定していたという。さらに、西野は「えんとつ町のプペル」のさらなるプロジェクトを明かす。貯金を使い果たし、自身の会社をも倒産させかけた計画とは…。

そして、番組は西野がビジネスの中心に据えている「オンラインサロン」の秘密にも斬り込んでいく。「オンラインサロン」とは、芸能人や文化人などが運営し、会員同士の意見交換や交流会など、さまざまな活動を行う集まりのこと。

西野のオンラインサロンは現在5万人以上の会員数を誇り、数あるオンラインサロンの中で会員数1位といわれている。西野を中心に会員たちが、どのようにビジネスを形作っているのか、秘密めいた実態が明らかになる。

さらに、芸能人とは思えないビジネス感覚を見せる西野は、かつて20%以上の視聴率を記録した『はねるのトびら』(フジテレビ/2001年~2012年)の中心メンバーとして華々しい活躍をしながら、テレビから離れていった本当の理由について赤裸々に語る。

「テレビと距離を置きたい」と決断させたのは、さまざまな葛藤の中で西野が25歳の時に味わった大きな挫折だったという。そしてテレビを離れる決意をした西野に、絵本の執筆を後押しした超大物芸能人とは。

一方、番組は西野の相方で、人気YouTuberとなった梶原にも独占密着取材。梶原は、2018年10月にYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」を開設し、現在190万人以上のチャンネル登録者を抱える「カジサック」としても活動している。

自身のチャンネルに出演するゲストのキャスティングも自身で行うという梶原に、坂上がYouTubeチャンネル運営の実状をインタビューしていると、最近世間を騒がせたある芸能人のYouTubeデビューにアドバイスしていた事実を初告白する場面も。

「YouTubeを始めてから1日も休みがない」と語った梶原。それでも「今が一番楽しい」と語る。

絵本作家という活動を中心にさまざまなビジネスを手掛ける西野と、YouTuberとして活躍する梶原。全く違う道を歩んでいるように見える2人だが、実はデビュー以来20年にわたり、ずっと漫才の舞台に立ち続けている。

そんな彼らに坂上が「キングコングとしての夢は?」という質問をぶつけると、意外な答えが返ってきた。「キングコング」はどこに向かっていくのか?その答えが、明らかになる。