3月20日、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)のコントライブ「変身東京ウミウシ」が行われました。
この日は新作コントを6本お披露目。コントライブの様子と、終演後に聞いた単独インタビューをお届けします。
見知らぬ男性が大声で…なぜ?
ステージの暗転が明けると、平井さん演じるキャップをかぶった男性が登場。浦井さんに、大きな声で一方的に話しかけます。
知らない男性のようで、さらに話の内容も分からず、戸惑う浦井さん。男性が向きを変えると、観客と浦井さんには、男性がかぶるキャップにスマホがはさまっているのが見えます。
そう、男性は浦井さんに話しかけてきたのではなく、電話をしていたのです。そんなハンズフリーで会話できる現代をモチーフに生み出された「キャップスマホ」。
通話相手に大声で、「キムチ鍋」や「お団子頭」といったフレーズの別の言い方を繰り出す“キャップスマホ”の男性。ラストは意外な結末を迎えます。
また、コント「トントン」では、その日おろしたての白シャツに、スーパーで買った寿司の醤油をぶちまけてしまった男性(平井)と、それを慰める友人(浦井)のシチュエーションを展開。
シミを取ろうと、ティッシュでトントンしている男性が、この日の行動を振り返り、深く後悔。ついには友人にやつ当たりまでし出し…。
他にも、卓球選手が強敵を前に自分の中の闇と対峙する「闇」、落ち込んでいる友人をデニムを通じて元気付ける「デニム」など、生活に寄り添ったネタが盛り沢山。
さらに、このコントライブならではの「ウミウシ」をモチーフにしたコントなど、60分に渡り披露されました。
エンディングでは、平井さんが「時間がちょっとあれしたので、申し訳なかったです」と、予定よりステージが押してしまったことを謝罪。2人で来場者と配信の視聴者に向け、「ありがとうございました」と感謝を伝えました。
終演後にフジテレビュー!!が2人に感想を聞きました。
変身する様子を蝶で例えるも…
浦井さんが「まずは無事に終わりまして、ちょっと押してしまったんですけど」と語ると、平井さんは小声で「押したって言わない方がいい、『あれした』って言った方がいい」とアドバイス。浦井さんが「『押した』って禁止ワードでしたっけ?」と聞き返すと、平井さんは「タブーですから」と口元でバツ印を作りました。
改めて「ちょっとあれしたんですけどね」と言い直す浦井さんに対して、平井さんは「まぁ時間が押してしまって」とストレートに言い、浦井さんから「言うてるやん!」とツッコミを受けました。
オンライン配信でも見られる今回のライブ。
平井さんは「前回のライブ(ヘッジホッグホッジグッヘ)とも違うような構成になっているので、様々な楽しみ方ができるんじゃないかと思います」、浦井さんは「お互いがいろいろなキャラクターでやっています」とそれぞれ見どころをアピールしました。
24日(木)にもコントライブ「変身大阪ウミウシ」が行われる予定で、平井さんは「同じネタでも変化してたりするので、両方見た方があれするんじゃないかな」とコメント。「あれ」という単語を使ってなにやら匂わせる発言に、浦井さんは「両方見た方が押すってこと?そりゃ2本見たら押すでしょうけど」と指摘しました。
「(大阪では)また違った変身をお見せします」と意気込んだ平井さん。ただ、比喩表現として「まるで、蝶がさなぎになり、蝶になるように…。違うイモ虫か」と間違えると、浦井さんが「一回(成虫に)なったやつが(さなぎに)戻ってましたよ」と訂正しました。
そもそも例え話が「蝶」だったため、「(変身したのは)海の生物ではなかったですね?」と尋ねてみると、浦井さんは「そうですね、陸の昆虫でしたね。ウミウシは出てこずということで」と返答。平井さんは「ウミウシは変身しないから。変身したら良かったのにね」と弁明しました。
<大阪公演概要>
「変身大阪ウミウシ」3月24日(木)19時開演 大阪・グランフロント大阪4階 ナレッジシアター
配信チケットは、「変身東京ウミウシ」と共にFANY ONLINE TICKETにて販売中。