松岡修造さんが夜のグランピングで味わった真っ黒い料理の秘密とは?
3月20日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、高知県室戸市の「グランピングの黒い料理」が紹介されました。
世界でも貴重な地質遺産を有する高知県の室戸市。都会の喧騒を離れて大自然の中でゆったりと過ごせるグランピング施設「MUROTO base 55」を訪れた松岡さん。
「お肉も良い感じに焼けてきました!いい雰囲気だわ~」と、ムーディな雰囲気にテンションが上がっている松岡さんに、「お肉を食べる前に食べてもらいたいものがある」とMUROTO base 55の代表を務める黒岩辰徳さんが持ってきたのは、炭を練り込んだ真っ黒な麺で作られた「炭カルボナーラ」。
実は黒岩さんは炭の窯元で、安定した火力で長時間燃えて使いやすさが特長の「土佐備長炭」を焼いているとのこと。室戸市は備長炭の生産量が全国1位だと解説されると、松岡さんは思わず「おめでとうございます」と、黒岩さんに向かって拍手を送ります。
炭自体は無味無臭…しかし
黒岩さんの作った炭が練り込まれたパスタということで、「じゃあもう黒岩さんのパスタってことじゃないですか」と、真っ黒なカルボナーラを頬張り、「黒岩さんおいしい♡」と満足そうな松岡さん。黒岩さんは「炭自体は無味無臭なので、味自体は変わることはありませんが、麺がもちもちになったりという効果はあります」と解説します。
「見た目の面白さもありますが、そのストーリーも味に加わってきますよね」と、室戸の“炭”自体も堪能する松岡さんが続いておすすめされたのは、真っ黒な「炭パン」を使用した「炭パンのホットサンド」。炭パンにマヨネーズを塗り、ハム・チーズをのせて挟んで焼いていきます。
黒岩さんは、「炭焼き職人という職業が、今では若者が室戸に残れる職業に変わりつつある」と、室戸で働く若者の現状について説明し、「炭を大事にしていきたい」と思いを語ります。
そして焼きあがったホットサンドを確認した松岡さんは「…香りが炭です」とつぶやき、かぶりつくやいなや「炭って味がしないって言いましたよね」と、無味無臭のはずの炭の味を感じると伝えます。
黒岩さんが、「ちょっと焦げたのかもしれませんね」と照れたように笑ってしまうと、松岡さんもつられて笑ってしまっていました。
次回は3月27日(日)に放送予定。
※番組公式インスタグラムでは、メイキング動画を配信中!