<ストーリー>
乙葉(島崎遥香)が暮らす世界には、“恋愛”がない。男も女も相手を決めずお互いを縛らず、誰とでも自由にセックスするのが普通。子どももみんなで協力し育て合い、嫉妬することもなく平和に暮らしている。
ところが乙葉は、特定の人を好きになる少数派の人間「レンアイ」 であることを自覚し、先輩である太一(中山優馬)へ恋愛感情を抱いている。
その思いを誰にも打ち明けられず、生きづらさを感じる日々で、自分と同じ「レンアイ」であることをオープンに生きる紘香(福田沙紀)や、Coi-Caféに通うハレ(ISSEI)やナギ(渋谷謙人)たちとの交流のなかで、もがき葛藤しながらも“自分らしく”生きていくため一歩を踏み出していく――。