女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

5月22日(金)の放送では、「部活動の大会中止、親は何ができる?」「9月入学新案に親たち困惑」「自粛で拍車!家庭内ガッカリさん」というテーマについて、MCの設楽統と、千秋、カンニング竹山、庄司智春、熊田曜子、婦人公論元編集長の三木哲男が討論した。

スタジオでの議論が沸騰したのは、「9月入学新案」に関するテーマだ。文科省から提案された3つの移行パターンを2015年生まれの庄司の娘を例にシミュレーションしたが、スタジオでも番組公式SNSでも「難しすぎる!」という声が挙がった。

庄司は「4月入学のままなら上の学年になるはずの子と、一緒に勉強することになる可能性があるのか」と不安げな表情に。また、4月から9月までを「小学0年生」とするという案に対しては、熊田が「その間の子供の預け先はどうなるの?」と問題提起した。

竹山は、「グローバル化のための9月入学と言われているけれど、留学経験のある学生たちは、現行制度でもそこまで困ったとは言っていない。むしろ、日本の学力を低下させないための議論をするべき」と訴え、三木も「世界的には初等教育を早める傾向にあるのに、むしろ入学の年齢が遅くなる可能性も。拙速に結論を出すべきではない」と同意した。

SNSには「0年生制度で子どもたちの足並みが入学前に揃うなら賛成」という声があがる一方で、「大人がちゃんと理解できていないのに、賛成も反対もできない」「幼児教育をないがしろにしたまま議論しないでほしい」という声も届いた。

一方、休校が続く中で、文科省が「家庭学習の成果を成績に反映させていい」と表明したが、それに対して「抵抗があるかどうか」、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で問いかけた。

熊田は「英会話やダンスなど、プリントでは提出しづらいものが評価の対象にならない」などを理由に「抵抗がある」と主張。一方千秋は、「課題のプリントを提出したかどうかを評価するなら妥当。提出しなかったり、白紙で提出したりしたら、評価が下がって当然では?」と意見を述べた。

「せきらら投票」の結果は、「抵抗ある=73%」「抵抗ない=27%」と「抵抗ある」と感じる人が多数。庄司は「親が常に勉強を見ていられる状況にないのに、そこを評価されるのは抵抗があるのかも」と分析した。

「『またカレー?』の言葉に悪気はない!」妻からの不満にスタジオの男性陣が開き直り!?

「家庭内ガッカリさん」のテーマで紹介されたのは、「夕食のカレーを翌日のお昼に出したら、夫から『また?』と言われてイラッとした」という30代女性のエピソードだ。

千秋は「そんなこと言うなら、食べてもらわなくていい。私ならお皿を下げる」と言い放ち、SNSにも賛同の意見が多数。

しかし、竹山は「夫に悪気はない」と反論し、三木も「サラリーマンはランチに毎日違うものを食べているから、その感覚なのでは」と同意し、この男性陣の姿勢が女性陣に火を点ける結果に!

熊田が「時間があるから凝った料理を出したら、刺身など“切っただけ”の料理のほうが好きだと夫から言われた」というエピソードを告白。 女性陣は 、「せめて『これが食べたい』と決めてほしい」と訴えた。

これに男性陣は「決められないし、そもそも文句を言ってるつもりはない」と譲らなかったが、SNSからは「男はたいていの場面で言葉が足りない」「感謝も足りない」と不満の声が続々と届いた。

「頑張れとも言えない」部活動の大会中止に大人たちはどう対応するべき?

ほか、「部活動の大会中止」に関する議論では、高校球児だった庄司が「頑張っても意味なんてないと子どもたちに思ってほしくない。何らかの形で大会を開けないか」と熱く訴えた。

紹介されたのは、スポーツ推薦で大学を目指していた高校生の親からの「子供が目標を見失い、大学進学も危うくなった」というお悩みだ。

熊田は「親が新たな目標を一緒に見つけてあげられたら」と提案したが、千秋は「大人は『この経験も糧になる』と思えるけど、高校生にとって辛いのは今。無責任に頑張れとも言えない」と頭を抱えた。