6月3日(水)に放送された『TOKIOカケル』は、世の女性たちの悩みを経験豊富なオトナの女性が解決する「教えて!オトナの女の正解スペシャル」。
ゲストに実力派女優・木村多江を迎え、「芸能界の聖母誕生か!?」とTOKIOも唸るアドバイスを送った。
結婚に悩むIMALUは、松岡と長瀬に「なんで結婚しないの?」
悩める女性のトップバッター・IMALUは「30才になった瞬間から結婚のことを聞かれるようになってきた。結婚にはこだわっていないが、将来的に『A:ちゃんと籍を入れる』『B:籍を入れず事実婚』どちらにするべきか」と相談。
木村は迷いながらもBの「籍を入れず事実婚」を選択し、「現代は共働き夫婦が増えていて、結婚という形をとると女性の負担が増える印象がある。今後、子どもがいたほうがいいのかなど含めて考えたほうがいい」とアドバイス。
そんな木村は2005年に結婚し、一児の母でもあるが「自分が傲慢にならないよう謙虚になったり、寛大になることを促してくれる人がそばにいることが結婚のメリット」と話した。
IMALUの母・大竹しのぶは「孫を見たい」と最近、口にすることがあるそうで、木村は「女性の場合、タイムリミットがあるから、産みたい場合は早い決断を」とコメント。
また、IMALUは長瀬智也と松岡昌宏へ「そんなにカッコいいのに、なんで結婚しないの?」と質問。長瀬は「まだ自分にやるべきことがあった。結婚すると、自分で追求する時間が絶対的に減る。そこまで自分に余裕がないから結婚できなかった」と告白。
松岡は「結婚には向いてるタイプと向いてないタイプの男がいると思う。僕は圧倒的に向いてないタイプの男。僕もどちらかというと事実婚でもいいタイプ」といまだ独身の理由を明かした。
そんな独身組の意見をふまえ、木村は「結婚したら幸せになれるというのは幻想なので、結婚しても幸せになるための努力をし続けないといけない」と主張。
これに国分太一は「めっちゃいい番組」と感心し、IMALUも「木村さんの考えは説得力がある」と絶賛した。
2人目は大学3年生のユイナさんが登場し、入学を機に舞台役者としてお芝居を始めたが、卒業したら「A:夢を追って役者に専念する」「B:お父さんの言う通り就職する」と将来に関する悩みを相談。
木村はAを選びつつ、「お父さんの気持ちもよくわかる。でも、役者に関わらず、どんな仕事にも大変なことはたくさんあって、壁にぶち当たった時にお父さんのせいにしちゃいそう」と心配。
続けて「私は学校を卒業した時に父が亡くなり、家計を支えるために就職すべきか悩んだけど、父は私が幸せでいることが一番うれしいんじゃないかと考え、私が幸せなのはお芝居をすることだから」と女優の道を選択したことを振り返り、「お父さんを説得するのは大変かもしれないけど、『私は芝居をすることが幸せ』と伝えるべき」とアドバイスした。
そこへ、国分の呼びかけでテレワーク中だったユイナさんの父・泰司さんを緊急招集。
「木村さんがお父さんの不安を拭い去ってくれる」と、いきなり指名された木村は無茶ぶりに動揺しながらも、「私はニコニコ笑っていられて、元気でいられる方を選ぼうと思ってこの仕事を選んだ。お父さんも応援していく方向になんて、なれたりしないのかなぁ」とユイナさんの夢を叶える方へお父さんを導くような助言を。
そんなやりとりを経てお父さんは「応援はするけれども、親の反対を押し切ってまでやるぐらいの気持ちじゃないと厳しいから、なるべく自分でやらせるようにしたい」と心境に変化が表れた様子。
ユイナさんは「いずれ木村さんやTOKIOの皆さんとご一緒できるような女優になります」と誓った。
3人目は34才のサオリさんが「思いを寄せる男性がいて、彼も好意を抱いてくれているが彼には結婚願望がない。両親から結婚を急かされているが、結婚願望がない彼と『A:とりあえず付き合ってみる』『B:結婚を視野に入れて別の人を探す』」と相談。
木村は大いに悩んだ上でAを選択し、「(彼のことが)好きなんでしょう?“好き”を諦めてまで他の人へ行って後悔しないのかな」と自分の気持ちを大事にするようアドバイス。
そこへユイナさんのお父さんが再び呼び込まれ、お父さんは「僕の年代と違ってサオリさんはまだ若いから、将来100才近くまで生きるはず。50才以降でまた新たな人生を歩む場合もあるから、事実婚でもいいんじゃないか」と大人の意見を。
そして、木村は「彼はサオリさんとの結婚を嫌がっているわけではないので、まずは結婚の意思確認を。事実婚を提案してみるのもアリ」と話した。
一般人のパパが的確なアドバイスで三度登場の活躍ぶり。城島と長瀬は不動産の話題にヒートアップ!
最後は36才のタレント・カナさんことフォーリンラブのバービーが登場。「占い師から来年5月に引っ越しをするように言われたが、『A:マンションを購入する』『B:マンションを買わず賃貸』」で迷っていると相談。
購入する場合は港区で3LDK、5000~7000万の物件を希望しているという。
木村はBを選び、「バービーさんはフレキシブルにいろんなことをやっているから、1ヵ所に留まらない方がよさそう。もし、資産を持っていたいのであれば、不動産運用をしたらいいんじゃないか」とアドバイス。
一方、三たび登場のユイナさんのお父さんは「東京だったら買ったほうがいい。地方なら買わないほうがいい。これからどんどん人口は減っていくが、東京は人が集まってくるところだから価値は下がらないのでは」と都内の物件の購入を勧めた。
さらに、かつて不動産会社への就職が内定していた城島茂は「景気が止まり、価値が下がっていく中で、皆お金を使いたがらない。買わない人が今後増えていくとしたら“逆張り”(相場の下落局面で買い、上昇局面で売る投資手法)で、買うのならどこを狙えばいいのかピンポイントで考えないと」と力説。
長瀬も「自分が欲しいと思った物件で損するのはいいけど、投資目的で買った物件で損するのはイヤでしょ?誰に言われようと『私はこれを買うんだ』と思わせるぐらいの物件だったらいいと思う」と自身の考えを主張した。
グループ最年少の発言をふまえ、最年長メンバーは「数字のマイナスじゃなくて、心のマイナスは避けたいね」と“城島節”で締めた。
後日、バービーは「ユイナさんのお父さんのアドバイスをふまえて、西川口あたりでアパート1棟買いを狙ってます」といい、現在の住まいが気に入っていることから引っ越しはせず、アパート経営を目指すことを明かした。
次週6月10日(水)の『TOKIOカケル』は、人気企画「完全に好きアピ警察24時」を放送。TOKIOが選んだ女性の行動を川田裕美、大久保佳代子、元テレビ東京アナウンサーの鷲見玲奈が“好きアピール”か否かジャッジする。