主人公・一ノ瀬四季の銃を抱えたままのアクションに苦戦

――どんなふうに一ノ瀬四季という役柄を構築していきましたか?

当時はアニメの制作も決まっていなく、声のトーンもわからなかったですし、四季のよさはどんなところだろうと考えた結果、飾らないことが一番だと思ったので、何も意識せずにまっすぐ演じることだけを考えていました。

稽古、本番を通して苦戦したのは、大きな銃を抱えた状態での激しいアクションでした。当然、大きな銃は持ったことも撃ったこともなく、初めての挑戦だったので、思いのほか大変で。

でも、観ている方にはリアルさを感じとってほしくて、銃の重さがなるべく伝わるような体の使い方を意識していました。

――アクションといえば、四季が通う羅刹学園の教官・無駄野無人(むだの・ないと)を演じる立花裕大さんの活躍も見ものだったそうですね。

無陀野無人は常にローラースケートを履いているキャラクターなのですが、なんといってもローラースケートの技術がすごかったですし、長ゼリフをどんなに早口で言ってもきちんと言葉が耳に入ってくる。あの役柄を演じられる俳優は裕大くん以外に考えられないと圧倒されました。

<立花裕大 阿部顕嵐と仲が深まり過ぎた?劇場の隣席、服かぶりと偶然を連発し、ファンをざわつかせる!舞台「桃源暗鬼」で再タッグ>

――立花さんとは初演、別作品のドラマ、そして今回の「練馬編」と共演が続きますが、阿部さんから見てどんな俳優ですか?

一緒に舞台に立っているとき、こちらがどんなお芝居を提示しても受けとめてくださる器の大きい方です。おおらかで優しいのですぐに打ち解けることができ、プライベートでも仲良くさせていただいています。

――共通の趣味もあるとか?

最近だと観葉植物が僕たちのホットワードですけど、筋トレに関しても新たな知識をたくさん授けていただきました。ほかにもサウナなど、会うたびに情報交換しています。