6月12日(金)、6月第3日曜日の「父の日」に先立ち“イエローリボン賞”の発表が行われ、“ベスト・ファーザー賞”に政治・経済部門で、渋谷区の長谷部健区長、芸能部門で俳優の藤木直人、スポーツ部門でラグビー日本代表の田中史朗選手が選ばれた。
黄色いリボンキャンペーンは、1982年、一般社団法人日本メンズファッション協会の活動の一環としてスタート。「FDC日本ファーザーズ・デイ委員会」を設立し、 「6月第3日曜日は父の日です、 お父さんに黄色いリボンを添えて、感謝と応援する気持ちを 伝えましょう!」と呼びかけたのが始まりで、今年度で39回目を迎えた。
スポーツ部門で受賞した田中選手は「素直にうれしいです、そういうふうに見ていただけていることもうれしい。これから子どもたちを良い子に育てる活力になっています、ありがとうございます」と喜びのコメント。
昨年のラグビーW杯・開幕戦では自身のスパイクに、家族の名前を縫って出場した田中選手。その時の思いについて「ずっとW杯まで支えてくれたので。子どもたち、そして妻も一緒に戦うという意味でスパイクに名前を入れました」と語った。
さらに「僕が練習や試合から帰った時、常に子どもたちも声をかけてくれましたし、妻がいつも僕をサポートしてくれていたので、本当に一緒に戦いたいという思いでずっといました」と家族への感謝の気持ちを表した。