9月4日(金)より、増田貴久主演で上演されるミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」の全キャストが発表となった。

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本作は、1961年にブロードウェイで初演され、以降1417 回のロングランヒットという記録を打ち立てた傑作ミュージカル。 翌1962年のトニー賞では、最優秀ミュージカル作品賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞、製作者賞、演出賞、指揮・音楽監督賞の7冠を達成した。

1995年には、マシュー・ブロデリック主演でリバイバル上演、2011年には、ダニエル・ラドクリフ主演で再び上演され、トニー賞8部門にノミネートされるなど、世代を超えて愛される名作だ。

今回は、2011年版クリエイティブチームの一人であり、本作を知り尽くしたクリス・ベイリー氏のもと、2020年版新演出に挑む。思わず口ずさんでしまうような魅力的な音楽と軽快なダンスを楽しめる傑作が、いよいよ幕を開ける。

主人公のフィンチを務めるのは、増田貴久。ヒロインのローズマリーは、笹本玲奈が演じる。

ほか、松下優也、雛形あきこ、鈴木壮麻、林愛夏、ブラザートム、春野寿美礼、今井清隆と、実力と華を兼ね備えたキャストが集結し作品を彩る。

<笹本玲奈 コメント>

ローズマリー役(ワールドワイド・ウィケット社の若き秘書)
「ハウ・トゥー・サクシード」は、子供の頃に宝塚版を拝見していて、とても好きな作品の一つです。その作品で自分がローズマリーを演じるのだと思うと、うれしい気持ちと共に不思議な気持ちになりました。素敵な楽曲やダンスに溢れ、明るく元気な気持ちになっていただける作品ですので、私自身もとても楽しみにしています。

<松下優也 コメント>

バド役(社長の甥で郵便係員 フィンチをライバル視)
これだけ大きな作品に出演できることをうれしく思います。コメディミュージカルということで、お芝居も楽しみなのと同時に歌も踊りも楽しそうで、今からワクワクしています。個人的に30歳を迎えて一発目のミュージカルなので、気合いを入れて素晴らしいキャストの皆さんと共に頑張りたいと思います。日本中がコロナなどで 不安に包まれている中ですが、観に来てくださる皆さんに最高のエンターテインメントをお届けできるよう精進します!

<雛形あきこ コメント>

ヘディ・ラルー役(秘書で社長の愛人)
ミュージカルは人生初挑戦です。ストーリーは勿論、物語に出てくる一人一人がとても魅力的で。その一人になれるのならと、プレッシャーを感じながらも今から楽しみにしています。皆さんから愛してもらえるヘディになれるよう、頑張りますのでよろしくお願いします!

<林愛夏 コメント>

スミティ役(秘書でローズマリーの友人)
スミティ役として参加出来ることになりうれしいです。主演の増田貴久さんをはじめ、日本を代表する素晴らしいキャストの皆様とご一緒させていただけることに大変恐縮しております。いよいよこれからだと気合が入っております。キャストの皆様と力を合わせ、お客様に元気と感動をお届け出来るよう頑張ります。 どうぞよろしくお願いいたします。

<ブラザートム コメント>

【2役】トゥインブル(郵便室長。フィンチの最初の上司))/ウォンパー(ワールドワイド・ウィケット社の会長)

How to Succeed
湾岸戦争勃発の日、僕はニューヨークに居た
戦争勃発の日にミュージカルは上演されていた
確か「ピアノのレッスン」
uptownから downtownへ流れる蝋燭の行進
勿論 反戦の為の行進
アメリカの懐のでかさにやられた
それがどうしたアメリカ?どうしたニューヨーク?
憧れのニューヨークが壊れている
この作品が僕の いやアメリカの ニューヨークの
How to Succeedになるといいな

<春野寿美礼 コメント>

ミス・ジョーンズ役(社長秘書)
「ハウ・トゥー・サクシード」には、宝塚歌劇で上演された1996年に出演させていただいたことがあります。新人公演では、第2幕のフィンチを演じたこともありました。コミカルで軽快なナンバーの中に心温まるメッセージが込められ、とても大好きな作品でした。そして再び「ハウ・トゥー・サクシード」と巡り会い、この作品に触れる喜びを感じております。新たな気持ちで取り組んで参りたいと思いま す。

<今井清隆 コメント>

ビグリー役(ワールドワイド・ウィケット社の社長)
映画や舞台でも、何度も繰り返し上演されてきたこのミュージカル。音楽も振り付けも、とにかくHAPPYで、個性的なキャラクターばかり。今回このメンバーでどんな公演になるか、今から楽しみです!皆さん、劇場に元気をもらいに来てください。お待ちしています!

<あらすじ>

ビルの窓ふき清掃員フィンチ(増田貴久)は、ある日「努力しないで出世する方法」という本を読んで感化され、出世を強く意識するようになる。

“入るべきは大企業”という本の教えに沿って、ワールドワイド・ウィケット社に飛び込んだフィンチは、偶然出会った社長の ビグリー(今井清隆)に直談判。

そんな彼を一目で気に入った秘書のローズマリー(笹本玲奈)は、友人である秘書のスミティ(林愛夏)とともに何かと世話を焼く。人事部長のブラット(鈴木壮麻)に、社長の関係者だと勘違いされたフィンチは首尾よく入社、トゥインブル(ブラザートム)が郵便室長を務める郵便室に配属される。

そこには社長の甥で出世を狙うバド(松下優也)がいた。本の教えに沿って行動するフィンチは、社長秘書のミス・ジョーンズ(春野寿美礼)にも気に入られ、ヘディ・ラルー(雛形あきこ)という専属秘書も付き、出世はトントン拍子。ローズマリーとの恋も上手く運んで、全てが順調だった――。

だが、ある日、重大なアクシデントが発生…果たして、フィンチの幸運もこれまでなのか。

<公演概要>

東京公演:9月4日(金)~20日(日)
会場:東急シアターオーブ

大阪公演:10月3日(土)~9日(金)
会場:オリックス劇場

公式サイト: https://howtosucceed.jp