頷いた煙草森は、その日の出来事を話し始める。

終点で乗客全員が降りたと思った煙草森はバスを出す。しかし、車庫に帰る途中でブレーキをかけると客席で音がした。振り向くと愛珠が気を失って倒れているではないか。

自分のブレーキが原因なら会社で問題になる。そして愛珠が死んでいると思った煙草森は付近の草むらに愛珠を隠し、夜中に車で山中に運んで埋め直した。

ガロ(永山瑛太)も煙草森(森下能幸)を疑っていた?

ところが、埋め終わったとホッとした煙草森は土の中から助けを求める手が出たことに驚愕。それでも煙草森は愛珠を助けようとはせず、しっかりと埋めてしまっていた。

このとき、煙草森は人を生き埋めにする快楽を覚え、その後も殺人を続けたと自ら告白する。

整は、ガロも煙草森を疑っていたことに気づいていた。

整はガロに犯人から乗客たちを守るために今回の擬似バスジャックを思いついたのだろうと話す。

一方ガロは、なぜ愛珠がバスに乗ったのかを疑問に思っていた。

自分の家に遊びに来てくれないかと尋ねる整に、ガロは不起訴になったらと約束。また、ガロは整が行き損なった印象派展が大阪で開催されることを教える。