<あらすじ>
ときは、江端なつ美(芳根京子)と夫の江端瀧昌(本田響矢)が初夜を迎えた昭和11年・冬。海軍の仕事で家を空けていた瀧昌は、帰港して、久しぶりになつ美のもとに帰れることになり、嬉しくて仕方がない。
そんな瀧昌の姿を見て、同僚の深見龍之介(小関裕太)も2人の再会を見届けたくなった様子。一緒になつ美の待つ家に帰宅する。瀧昌は、お土産におはぎを持って、ようやくなつ美に会えると期待をして玄関を開けるが、なつ美は夕飯の買い物に出かけていて不在。
代わりにそこにいたのは、家事を手伝いに来ていた、なつ美の一番上の姉・はる江(森カンナ)、二番目の姉・あき奈(咲妃みゆ)、そして妹のふゆ子(小川彩)だった。
結婚して半年以上経っているにもかかわらず「初夜」がまだだと思っている、はる江とあき奈は、せっかくの機会だからとなにか初夜ができない理由があるのではないかと瀧昌に探りを入れ始める。
しかし、瀧昌はふゆ子のある行動が気になってしまい、会話の集中力を失って、変な受け答えをしてしまう。その姿が姉妹に瀧昌が浮気や借金をしているのではないかと、さらなる疑念を持たせることに…。
一連の様子を見ていた深見は、瀧昌が隠しごとをするような人間ではないことを、けん玉を使って、証明しようと言い出して――。