1月7日(金)、艶やかな振袖を纏った乃木坂46のメンバーが、グループ名に由来のある乃木神社で成人式を行った。乃木坂46史上最多の8人が新成人となった今年は、久保史緒里、遠藤さくら、賀喜遥香、坂口珠美、佐藤璃果、金川紗耶、中村麗乃、北川悠理が色とりどりの振袖を披露。

<乃木坂46史上、最多8名が新成人「新・華の2001年組」の強みは「21世紀生まれなところ!」(賀喜遥香)>

賀喜、サイリウムカラーの振袖に「これは運命だ!」

メンバーの中で、特に落ち着いた色の久保は「私が、黒髪で肌が白いことも理由だと思うのですが、先輩方が『久保は絶対に暗めの色の方が似合うよ』と言っていただいたので、結構、深い緑を選びました」と理由を説明。

遠藤は「私は王道の赤色に憧れがあったので、選ばさせていただきました。強い大人の女性に早くなりたいと、ずっと思っていたので、こうして成人式を迎えることができて、すごく嬉しいです」と笑顔で語った。

紫色の振袖を着た賀喜は、報道陣から「乃木坂46のカラーを意識した?」と質問され、「本当は、胸を張って紫を着て来ましたって言いたかったんですけど、いろいろと偶然が重なって…」照れ笑い。

「漠然と暗めな色がいいなと考えてて、今日、用意していただいた振袖の中で、この着物がすごい魅力的に見えたんです。乃木坂の紫だったし、私、名前が賀喜(かき)っていうんですけど、自分のサイリウムカラーがオレンジと緑で、“柿色”が(アクセントで)入ってて、『これは運命だ!』と感じました」と明かした。

また、新成人を迎えての心境について、中村は「10代の時に過ごしてきた時間がすごい楽しくて、幸せだったので、20歳になりたくないなとずっと思っていました。でも、実際なってみたら、そんなに変わったことがなくて、楽しみの幅が拡がったのかなって思えるようになりました。これからの人生がすごい楽しみです」と告白。

20歳の誕生日を迎えた時には、大人の実感がなかったという北川は「今までの人生を、割とのびのびと生きてしまいましたが、こうやって成人式の場に立ってようやく実感が持てるようになりました。一緒に成人式を迎える仲間もいて、とても嬉しいです」と感謝した。

「トキメキを大切に…」佐藤が絵馬に込めた思いとは?

新成人恒例の絵馬に、メンバーが、思い思いに願いをしたためた。

“一念通天”の坂口は「20歳になっても、信念を持って努力を続けていけば、いつか夢が叶うと信じて頑張ります」とコメント。

久保は“未開拓の地へ”と記入。「これまで先輩たちが未開拓の地を開拓して、いろんなお仕事をさせていただけるようになったので、これからは私たち後輩世代が、未開拓の地をどんどん開拓していけるようになっていきたいなと思っています」と抱負を語った。

“自分は自分らしく”と書いた遠藤は「周りに流されず、自分に自信を持ちたいという思いを込めました」と明かした。

賀喜は「“笑顔”と書かせていただきました。乃木坂46に入って、自分の笑顔の回数が増えて、いろんなファンの方やスタッフの方も笑顔で、すごく笑顔の大切さを知りました。今年はもっと笑顔を与えるようにお仕事をできたらなと思います」と意気込みを語った。

佐藤の絵馬は、“トキメキを大切に輝きたい”。その理由について「自分が好きなものって何だろうと思うことが増えました。好きという言葉をトキメキに変えて、自分がこうしたいなとか、話したいと思うことを見つけたいです。そして、他のメンバーのように、私ももっとキラキラ輝きたいという思いで書きました」と語った。

金川は“乃木坂46に沢山こうけんできるように頑張ります。幸せがおとずれますように”と書き、「関わる皆さんが全員幸せになれるように、私から笑顔をたくさん届けたいです」と絵馬に込めた思いを笑顔で話した。

“今ある幸せを大切にする”と書いた中村は「いろんな方々に感謝を伝えつつ、何気ない日常を大切にして、幸せを感じながら過ごしていきたいです」と思いを述べた。

北川は、“奇跡をおこす”と表明。「今までは、乃木坂46に加入して、いろんな方に出会えたことや、今日の雪解けの空が綺麗だなって感じたり、日々、奇跡を感じてきましたが、20歳になったこれからは、奇跡を自分で起こして、周りの方々に幸せを届けられるようになりたいです」と誓った。