<神山智洋 コメント>

撮影が始まってからは、ギュッと濃縮した時間を過ごしていて、毎日セリフを覚えていたような気がします。演技をするうえでの自分の見え方だとか「このカットには、どういう意図があるのか」といったことを考えながら撮影に臨んだ経験は、とても勉強になりました。
翔太という役は、自分に通じるところも多くて、そこはうまくハマった気がしています。翔太は料理で、僕は歌や演技ですが、自分のやりたいことに突き進み、ときには突き進みすぎてしまうところなどは、僕自身のキャラクターを想像しながら台本を書いてくださったのかなぁと思ったりしましたね。
この物語を通して、翔太と輝元はお互いに影響し合いながら、ときにぶつかり合いながら成長し、回を重ねるごとにどんどんバディになっていきました。『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』は料理ドラマではあるけれど、めちゃくちゃ人間ドラマでもあるんです。
僕自身の心にとても響いたセリフも多いですし、それらが見ているみなさんにしっかりと届いてほしいなと思っています。最終話は、このドラマの集大成になっているので、ぜひ楽しみにしてください。