Official髭男dism初のスタジアムツアー最終日、ここからはしっとり聴かせたバラ―ドから一転、“祭りパート”に突入します!
怒涛の“祭りパート”『FIRE GROUND』『ブラザーズ』『ノーダウト』『Cry Baby』『ホワイトノイズ』『宿命』

ここで雰囲気がガラッと変わり、会場全体が赤い光に包まれます。
そして松浦匡希さんの激しいドラムや小笹さんのダイナミックなギター、そして楢﨑さんのしびれるベースサウンドが重なったセッションがスタート。華麗な指さばきや感情あふれる演奏に会場からは拍手や声援が送られ、ボルテージは最高潮に!
そして藤原さんが「ここからがOfficial髭男dismスタジアムツアーの祭りパートだ~!」と叫ぶと同時に始まった『FIRE GROUND』。いくつもの炎が高く上がり、炎の噴き出しに合わせて拳を高く上げる藤原さんと観客たち。まさに“お祭り”と言わんばかりの盛り上がりです!
間奏では藤原さんが「ギター、大輔!」と叫び、小笹さんのギター演奏の見せ場を紹介する場面も。パワフルな演奏やファンの大きな掛け声で会場全体に熱気が広がり、歌い終わりにはテンションが上がった藤原さんが「日産最高!!」と、声を張り上げて叫びました。
ここでMCコーナーに。
藤原さんが第一声で「ちょっと今日の声量やばすぎるんじゃないの?」と話すと、ファンは大きな拍手や歓声で応えました。
藤原:
やばいです、本当にどうもありがとう。
ここからお祭りゾーンに突入していくわけなんだけど、今日もちょっと暑いしみんな水分補給してほしいわけだ。
何がしたいかというと、みんなで…
楢﨑:乾杯しようぜ~。
藤原:
飲み物出してください!お願いします。飲んでおかないとね。こっから先はすごいぞ。
Official髭男dismスタジアムライブツアーファイナル、さっきの曲でもみんなの声量と熱量がやばいことはよくわかりました。
ですがそのパワーをみんなで増幅していくために、ここで元気よく飲みましょう!
日産スタジアムに来てくださった7万人のみなさん、そしてその友達、家族、愛しい人、愛しい生き物、愛しい存在、全てに幸せが満ち溢れますように。
ご唱和ください!かんぱーい!!
7万人の観客との乾杯を終え、「よっしゃ水分補給完了!ではみんな、ここからも曲の途中でも水飲んでくださいね!みんなで健康に思いっきり楽しみましょう、OK?」と話す藤原さん。
続けて、スタンド席とアリーナ席それぞれのファンに声出しを促すと、予想以上の大きな声援に驚いた様子で「このあと『日産スタジアムみんないけますか?』って聞くんだけど耐えられる自信無くなりました…」と会場の笑いを誘う場面も。
気を取り直して会場全体をあおり、揺れるほどの大きな歓声が日産スタジアムに響き渡りました。
そして、「次の曲は、みんなで手を叩いて、手を上にあげて、声を出して騒いでいこうという楽曲です。ツアーでやるのは久しぶりなんですが、スタジアムに来たらやるしかないだろ?ということでいきます。よろしくね!」と呼びかけ、『ブラザーズ』をノリノリなテンションで披露。

楢﨑さんは左右にステップを踏みながらサックスの音色を響き渡らせ、ファンは体を左右に揺らし、ヒゲダンの音楽を思い思いに楽しんでいました。テンションがMAXになった様子の楢﨑さんが、演奏後「にっさ~ん!にっさ~ん!もっと声出るだろ?にっさ~ん!」と叫ぶ様子も見られました。
そして、ドラムの松浦さんのシンバルの合図で始まったドラマ『コンフィデンスマンJP』の主題歌『ノーダウト SKA ver. 』。
歌い出しの「Oh, yeah, yeah」の部分はメンバーとファンが一緒に歌い盛り上げます。原曲よりもアップテンポ気味に披露されたこの曲は、名残惜しいほどにあっという間に終わりました。
ノンストップで続くライブは開始から1時間20分程が経ち、明るかった空は真っ暗に。
そんな中始まったのは、TVアニメ『東京リベンジャーズ』のオープニング主題歌『Cry Baby』。力強いイントロから一気にヒゲダンの世界観に引き込まれ、「Let's go 日産!」と藤原さんが力強く声をかけると、観客は音楽に合わせて大きく声を張り上げます。
その様子はまるで“マイキー”についていく仲間たちのよう。曲中、両手を広げて力強くパフォーマンスを披露する藤原さんに、つい目を奪われます。
そして松浦さんのパワフルなドラムに合わせ、ステージ前方ギリギリまで出てきて会場をあおる藤原さん。
TVアニメ『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』のオープニング主題歌『ホワイトノイズ』が続けて披露され、藤原さんが高音のロングトーンでイントロ部分を飾ると、間奏では小笹さんがギターのスキルフルな演奏を見せ、ファンを沸かせます。
そして、藤原さんの「さあ、みなさん。ラストスパートです!」という力強い一言で始まった、祝祭の雰囲気あふれるエネルギッシュなメロディが印象的な『宿命』(2019年ABC 夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソング)。
壮大な高揚感あふれる楽曲にファンのボルテージはどんどん高まります。
小笹さんや楢﨑さん、そして松浦さんも笑顔で歌詞を口ずさみながら優しいまなざしでファンを見つめ、ラストのサビ部分では会場中の照明がぱっと消え、ステージにだけ光が差し込み、ファンからの大歓声と大きな拍手に包まれながら締めくくられました。