7月3日(金)23時より放送の、フジテレビ『全力!脱力タイムズ』のゲストは、ファーストサマーウイカと、お笑い芸人・エイトブリッジの別府ともひこ 。
2人はいずれも番組初出演。オープニングでは、メーンキャスターのアリタ哲平にイジられ放題の別府を尻目に、 眼鏡をかけて “女優”として登場したウイカが、自身の芸名の由来などを真面目に語る。
特集のテーマは「2020年上半期ニュースワードランキング」。新型コロナウイルス感染拡大、それを受けての東京オリンピック開催延期など、さまざまなニュースが世間を騒がせた2020年上半期。
後世まで語り継がれるであろうこの激動の半年間のニュースワードをランキング形式で振り返り、全力解説員の齋藤孝、吉川美代子、出口保行を交えて徹底討論していく。
まずはランキング発表の前に、吉川が、個人的に気になるニュースワードとして「ブックカバーチャレンジ」を紹介。SNS上でおすすめの本を発表し、自分の知り合いにバトンをつないでいく「ブックカバーチャレンジ」に、吉川は大いに共感を覚えたという。
すると、実は番組の出演者たちも「ブックカバーチャレンジ」を行っていたことが判明し、急きょその模様をVTRで公開することに。しかし、キャスターの小澤陽子アナウンサーから始まるリレーは、意外な展開を見せ、VTRを真剣に見ていたウイカは表情を曇らせ始める。
その後も、出口、齋藤が、それぞれ個人的に注目するニュースワードを発表するなど、なかなか本題が始まらない状況に、この日のために2020年上半期のニュースをしっかり勉強してきたというウイカは、イライラを募らせていく。
さらには、横に座っていた別府が、アリタからとある指令を受けて立ち上がり…。予想だにしなかったまさかの事態に次々と見舞われ、つい素のリアクションをしてしまうウイカ。そしてエンディングに登場した最強の“刺客”にウイカはがく然。一同も驚がくの表情を浮かべる。
「THE美食遺産」は、東京・新橋にある隠れ家的な名店の人気メニュー「よだれ鶏」を、滝沢カレンがナビゲートする。
<ファーストサマーウイカ コメント>
――収録を終えた今の感想は?
「やっぱりな!」ですね(笑)。私は『脱力タイムズ』のファンなんですけど、今回のオファーをいただいたとき、ちょっと不思議だったんですよね。私が女優さんの枠に座れるわけがないし、芸人さんの枠もおそれ多いし、「一体どういう役割を求められてるんだろう」って。そしたら、“女優枠です”って言われて。だから今日は、若干疑う気持ちでスタジオに来たんです(笑)。
――今年の上半期のニュースに関する事前アンケートも、しっかり書かれたそうですね。
そうなんですよ、みっちり書きましたよ!ニセモノの台本も、ちゃんと全部覚えちゃったし。それでまた、このニセの台本がよくできてるんだ(笑)。
――本番中も「台本と違う」とこぼしてましたね(笑)。
初めのうちは、台本にないことが起きても、私とは関係ないところだから気にしなくていいのかな、なんて思ってたんですけどね。番組が進むにつれて、「ん?なんか臭いな」って、におってきて(笑)。
――収録が終わったとたん、「私、大丈夫でした?」としきりに心配されていました。
なんか、自分の役割に気付くまでに時間がかかっちゃったんですよ。気の利いたリアクションもあんまりできなかったし。最初しばらく、「ん?ん?」ってなっちゃいましたからね。その顔、しっかりカメラに抜かれてると思うんですよ。怖いなぁ…。本当に今日は、後悔することだらけで。だから今、すごく心配なんです。みんなに「あいつ全然ダメだったな」って言われてるんじゃないかって。
――いえいえ、スタッフはみんな大絶賛でしたよ。
さっきも、製作総指揮の(名城)ラリータさんが、「面白かった」って声をかけてくださったんですけど、「でも、本当に真面目な人だよね~」って(笑)。確かに、要らない真面目さが出てましたよね。素をさらけ出しちゃったかもしれないです。
――では、再び『脱力タイムズ』の出演オファーが来たら?
もちろん、リベンジしたい気持ちもありつつ、怖さもあります。また同じパターンだったらいいんですが、絶対に同じ仕掛けはなさそうだし。ただ、本当に大好きな番組なので、また呼んでいただけるならそれだけでうれしいので、その時のために腕を磨いておきます。
――では最後に、視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
情けないですが、私自身に見どころはありません(笑)。しいて言うならば、私のリアクションが普段のコッテリ系と打って変わって、ガチすぎて動揺がダダ漏れ、バラエティのリアクションとして0点なところです(笑)。
「うわっ、やられた」っていう決定的瞬間もなく、ぬる~っとシフトしていく感じというか、じわじわと時空がゆがんでいくあの感じを一緒に感じて楽しんでいただけたらと祈るばかりです(笑)。別府さんまわりにもいろんな驚きがあり、構成そのものが素晴らしくて、そこが一番見どころです。