7月3日(金)のフジテレビ『ダウンタウンなう』に、歌手の広瀬香美が登場。

のっけから「バレたらヤバイ」広瀬のキャラが全開!

スタジオに入ると、ピアノの音色とともに「♪しあぁ~わせの、よぉ~かん…」と大熱唱が聞こえてきて、早くも圧倒される一同。

90年代に「ロマンスの神様」などヒット曲を連発した広瀬だが、当時『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』に出演したことがあるものの、ダウンタウンとのトークは今回が初めてだという。

松本:広瀬さんが(トーク部分の出演を)嫌がったんですよね?

広瀬:はい!

松本:なんでダメだったんですか?

広瀬:こういう“ガハガハ”の“ケラケラ”のキャラクターなので、レコード会社も事務所も「出さない」って。「バレたらヤバイ」って(笑)。

松本:ああもう、なんの“神様”かわからんようになるからね。

目の前で発せられた松本のボケに、広瀬はうれしそうに手をたたいて大笑いし、「生(ボケ)だ!」と興奮する。

ベールを脱いだ歌姫の素顔に、「めちゃめちゃウケてるよ」(松本)、「本来こういう方なんやな」(浜田)と、一同は納得の表情。

鳥肌モノの「もしかしてだけど」「ラッスンゴレライ」

広瀬の明るいキャラクターが世に知れ渡ったのは、最近のこと。昨年12月にYouTuberデビューを果たし、米津玄師やあいみょんらの楽曲をアレンジして歌う「広瀬香美の○○歌ってみた」シリーズが若者の間で話題になっている。

手首や膝など全身を使ってピアノを弾き、パワフルに歌う彼女の大胆なパフォーマンス動画に、衝撃を受ける一同。

「こんなところ(手首)でひけるんですね」と、見たことのない演奏方法に松本は食いつき、広瀬は「はい。“掌底(しょうてい)”奏法。楽しいですよね」とニッコリ。

そして自ら「やります?」と言って立ち上がり、用意されたピアノで、どぶろっくのネタ「もしかしてだけど」を弾き始める広瀬。

芸人の歌ネタが独自のパワフルな曲調にアレンジされ、この日の“飲み仲間”堀田茜は「かっこいい~!」と目を輝かせた。

ピアノを弾く手を止めない広瀬が「次、何?」とリクエストを急かすと、坂上が「8.6秒バズーカーとかいけるんですか?」と聞く。

「私、リズムネタものすごく好きで」とノリノリで、「♪ラッスンゴレライ~お兄さん~」と伸びやかな声で歌い上げると、「いや、すごいすごいすごい!」(松本)、「鳥肌立った!」(堀田)と感動の嵐。

松本は「 (曲の雰囲気が) ちゃんと“広瀬香美”から離れてないですもんね」と感心した。

浜田雅功「シファファファファファファ」松本人志「ドミミミミドド」

広瀬は幼少期、たぐいまれな音楽の才能を持つがゆえに苦労が絶えなかったそうだ。絶対音感があるため、会話や生活音が音階で聞こえてパニックになってしまったという。

坂上が「どういうことですか?」と聞くと、「その『どういうことですか』が『シーソーソソソソソ』ってメロディで(聞こえるんです)」と答える広瀬。

驚いた浜田がパチ、パチ、パチ、パチと拍手をしながら「すげぇ!」と言うと、広瀬は同じように拍手をしながら「ミーミーミーミー」と、即座に音にした。

広瀬が「音階で聞こえちゃうので…」と説明していると、松本がふいに箸でグラスをチン、チン、チンと叩いて鳴らしてみる。すると、広瀬は話を止めて「ラのフラット!ラのフラット!」とすぐさま反応した。

坂上:「浜田雅功」も音階になるんですか?

広瀬:そのメロディだったら「シファファファファファファ」です。

松本:「ファ」多いなー。

坂上:「松本人志」は?

広瀬:それは明るい言い方なので、「ドミミミミドド」。今日明るい波長だなとか、機嫌もわかるの。

松本:じゃあ、人が嘘ついてるときも分かるんですか?

広瀬:うん、ちょっと動揺してるときとか分かる。

松本:黒電話の「ジリリリリ」にもちゃんと(音階)あるんですよね?

広瀬:はい、「ドドミードド、レレレレレ」ですね。「黒電話のジリリリリ」…

律儀に「黒電話の~」という部分まで音階にしてしまった広瀬に、一同は大ウケ。松本は「それは脳が大変だわ」と驚いた。

天才・広瀬の初恋の相手は「人間じゃないんです」

そんな天才すぎる耳を持つ広瀬は、特殊な初恋を経験。

「相手は人間じゃないんです」と言うと、浜田はキョトンとした顔に。広瀬は「バスが初恋の相手です」と明かした。

バスのブレーキを離したときに鳴る“プシュー”という音に惹かれたという広瀬は、当時を思い出すように「いいんです、それが。心地いいの」とうっとり。

毎日その“バス”に会いに行っていたことを興奮気味に語る広瀬の話に、松本は「ほぉ…しびれるねぇ」と唸った。

小室哲哉の音楽は「最初はヤダーって思ったが今では私の師」

また、同じく90年代にヒット曲を連発した小室哲哉についても言及。

クラシックを学んできた広瀬からすると、小室の作曲方法は 「最初はなんてことする人なんだろう」というほど斬新だったようで…。

「私は、音楽を一つの作品として、綺麗に流すことをしてきたのに、あの方、ブスッと切って、ひっくり返しちゃったりするでしょう?」と広瀬。

だが、「最初はヤダーって思ったんですけど、何回も聴くうちにハマってきて」と言い、「ブツ切りの仕方がすごいなと思って」曲を分析し勉強。「今じゃ私の師です」と語った。

H Jungle With tの名曲を熱唱!浜田の反応は…

小室が作詞作曲し、浜田がH Jungle With t名義で歌った95年の大ヒット曲「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」を広瀬のアレンジで披露することに。

バラード調にしっとりと歌い始めると、一同はどんどん引き込まれていく。

サビに入ると得意の“掌底奏法”も取り入れながらヒートアップ。浜田も、神妙な表情で聴き入る。

そして広瀬が膝も使って弾き始めるたところで、一斉に笑いが起こり、浜田も「すげぇ」と笑顔に。

曲の最後、広瀬が突き抜ける高音で「♪浜田と初めて会(お)うたのはぁ~、小~学校ぉ~パーマ!パーマ!」と歌い始めると、浜田は「(オリジナルにある)セリフのとこ入れてるやん!」と目を丸くする。

原曲では松本が“語り”で入れている部分を、広瀬がメロディをつけてアレンジしたのだった。

最後までパワフルに歌い上げた広瀬は「カモーン♪」と絶叫し、一同はスタンディングオベーション。スタジオが笑いと感動に包まれて、浜田は「すごい!すばらしい」と称賛した。

松本は「まだまだ売れるな」とポツリ。広瀬は、大きな口を開けて笑っていた。