神山智洋「シェフ・遠海翔太の第一歩として、この料理が忘れられない」

――「僕の推し料理」ベスト3を教えてください。
神山:どれも、本当においしかったから、選ぶのは難しいですね。フレンチトーストとかもおいしかったけど、屋台で出した料理がこのドラマのメインだと思っているので、そこから選びますね。
まず、第3位は、第4話に登場した「カツレツ」です。揚げ物だけどオリーブオイルを使っているので罪悪感があまりないし、何より薄い肉だから油自体もそれほど使わないんです。
付け合わせのソースもトマトや玉ねぎ、ライムを合わせたサッパリした味で絶品でした。あのソースは、バゲットにのせたりしてもおいしいんじゃないかな。

第2位は、第6話の「ミニョネット親子丼」。しっかりとした味つけに黒胡椒のスパイシーさが加わっているところがよかったですね。あれを食べてから、自宅で親子丼を作るときは、この味つけにしようと心に決めました。

第1位は、第1話の「焼き飯」です。撮影が始まる前からフードコーディネーターの方に調理法などを教わったのですが、できあがったものを実際に食べたときの「うわっ!!」という感動が大きくて。ファーストインパクトという意味も込めて、1位にさせてもらいました。何より、シェフ・遠海翔太としての第一歩はこの料理でしたから。

――「作ってみたい料理」ベスト3を教えてください。
基本的にすべての料理を自宅で作ったのですが、第3位は第2話に登場した「味噌ラーメン」です。撮影時に、ウチでも本格的なラーメンが作れるやん!って思いました。「真鯛のポワレ」が第2位、「牛ほほ肉の赤ワイン煮」が第1位です。
どちらも王道フレンチで日常的に食べるわけでもないし、これまで作ったことがありませんでした。今回、自分でも作れるとわかったので、撮影が終わったらもう一度挑戦してみたいですね。