赤楚衛二、近藤千尋、おいでやす小田が出席した、日本郵便が主催する「2022年用年賀状 受付開始セレモニー」が12月15日(水)に行われた。
日本郵便のWebサイトで公開されているWeb動画「今年を振り返ったとき、思い浮かべる人」に出演している3人。イベントでは、それぞれが出演する動画が流された。
Web動画では、それぞれが思い浮かべた人に年賀状をしたためており、高校時代の友人に年賀状を書いた赤楚は「11年来の友達なんですけど、いまだに仲が良くて、メールとか、直接会ったりはしているんですが、感謝の気持ちは伝えられていなかったんです。年賀状を通して感謝の気持ちを伝えるということで、書かせていただきました。年賀状で思いを伝えるという素晴らしさは、(コロナ禍で)なかなか会えない今だからこそ、実感しました」と振り返った。
「来年会えたら何がしたいですか?」と聞かれると、赤楚は「バンジージャンプがしたいです」と回答。「アクティブな友達なんです。一緒に飛びたいです」と説明した。
お笑いトリオのジャングルポケットの太田博久と結婚し、2019年には第2子を出産した近藤は、「(自分の)マネージャーの妹さんに年賀状を書きました。仕事に復帰する時に、不安でしょうがなかったんですけど、彼女のおかげで家庭と仕事と育児を両立できていると言えるので、彼女のことを思い浮かべながら、撮影中は年賀状にシールを貼ったり、普段言えない言葉を送ったりして、世界に一つだけの年賀状を作りました」と明かした。
昨年の「M-1グランプリ2020」でピン芸人同士のユニットとして、こがけんと出場し、決勝に進出した小田は、「こがけんに年賀状を送ります。(自分は)感情がわかりやすい、愛想のいいタイプではないんですが…。感謝の気持ちはありますよね。でも、言わないとわからないこともあるので、今回本当にいい機会をいただきまして、年賀状に自分の思いを落とし込みました。会えば会うほど、タイミングを失って、『まあ、明日でええか』という風になりますから、年賀状で思いを伝えるというのはいい手段だと思います」とコメント。
赤楚衛二 年賀状に対する気づき「何年経っても手元に残り続ける」
また、イベントでは「会いたいのに会えてない人へ贈りたい年賀状」を披露。
赤楚は、「僕は1年間、仮面ライダーをやらせていただいたんですけど、そのスタッフさんに送りたい年賀状になります」と回答。「同じ役を1年間演じ続けるということは、なかなかないことで、そこで役者としての覚悟や根性だったりは、学ばせていただいたなと思います。その感謝の気持ちを送りたいと思います」とニッコリ。
それに対し小田は、「本当にいいですよね。駆け出しのときに、一緒に仕事をした人というのは、特別な思いがありますし、そのときでしか共有できない青春のような時間を過ごした関係の人に(年賀状を)送るというのは、いいことだと思います」と同調。
また、近藤は「甥っ子」に、小田は「芸人を引退してしまった先輩のBody&Soulの2人」にそれぞれ年賀状をしたためた。
そして、今回披露した年賀状を2022年用年賀状の受付開始を記念し、特製のポストに投函した。
最後に小田は、「日本の年賀状を出す習慣というものが、大人になって本当にありがたいと思いました。年賀状には、年に1回連絡を取れるチャンスがある」と呼びかけた。
近藤は、「今年も変化の激しい時代だったと思います。大切な人を思って書く、年賀状や手紙は、もらった人も一生大切にできる贈り物だと思います。皆さんもぜひ、思い浮かぶ大切な人に年賀状を書いていただければと思います」と語った。
赤楚は、「年賀状は、何年経っても手元に残り続ける、色あせない贈り物だと思います。贈る側も贈られる側も、温かい気持ちになります。僕もこの撮影を通じて、年賀状を書かせていただきましたが、人に思いを伝える素晴らしさに気づかされましたし、皆さまも大切な人に思いを伝えてみてください」と締めくくった。