女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

7月10日(金)の放送では、「この夏、どう楽しむ?」「なんでもはっきり言う人…どう思う?」「これってほめられてる?解釈に困る言葉」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈アナ、千秋、カンニング竹山、大神いずみ、婦人公論元編集長の三木哲男が徹底討論した。

「なんでもはっきり言う人…どう思う?」というテーマで紹介されたのは、「テレワーク中の部下に仕事の電話をしたら、『食事中なので後でいいですか?』と言われた」という40代男性のエピソードだ。

大神は「目上に対する態度をしっかり教えるべき」と主張し、竹山も「オレならブチ切れる。こういう部下は、きっと何をやらせてもダメ」とバッサリ。

しかし千秋は、仕事の緊急性がわからない以上、「今、ご飯を食べるところですけれども」と前置きするのはアリなのではないかと意見し、番組公式SNSには「食事時に電話する上司も非常識では?」という声もあった。

「親友から『親友だからハッキリ言うけど』とダメ出しをされて、引いた」という30代女性のエピソードについては、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、親友だからこそのダメ出しは「アリ」か「ナシ」かを問いかけた。

投票の結果は、「アリ=23%」「ナシ=77%」。しかし千秋は、「大人になるとダメ出ししてくれる人は少なくなるのだから、むしろありがたいと思うべき」と言い、大神も「ダメ出しを受け入れられないということは、本当は親友ではなかったのでは?」と指摘した。

一方、「デートに着てくる服がダサい彼女に、違う服を着てほしいと言いたい」という20代男性のお悩みには、大神が「基本的には自分が好きな服を着るべきだと思うけれど、男性は『こういう服のほうが似合うんじゃない?』など、言い方を工夫するべき」とアドバイス。

SNSには「彼氏に『こっちのほうが似合う』と言われたら素直に着ちゃう!」と大神に賛同する投稿が届いたほか、「“意見”はいいけど“文句”はNG」「結局は言い方に尽きる」などの声が集まった。

「要領がいいね!」というのはほめ言葉?悪意が隠れている!?

「これって褒められてる?解釈に困る言葉」というテーマに登場したのは、「仕事を早く終わらせようと全力で頑張っていたのに、『要領がよくてうらやましい』と言われた」(30代女性)、「友達から『いつも写真写りがいいよね』と言われた」(20代女性)というエピソードだ。それぞれ、普段の自分を認められていない気がしてモヤモヤしたというが…。

「要領がいい」という表現について、大神いずみは「うまく手を抜いているという印象の言葉だから、悪意を感じる」と主張。しかし竹山は、「なんで?と思うくらい、ひねくれて物事を捉える人もいる」と受け取る側にも問題があると反論し、三木は「相手をほめたいなら、『段取りがいいですね』と言うべき」と助言した。

「写真写りがいい」問題についても、大神は「リアルはそうでもないと言われている気分になる。写真よりかわいいね、ならいいけれど…」と不満顔。

しかし千秋は「自分の顔に対する自己採点が高いから、イラっとするのでは?」と指摘し、「顔に自信がない人は、せめて写真くらい可愛らしくと思ってアプリの機能を駆使したりしているのだから、ほめられたらうれしい」と私見を述べた。

「せきらら投票」で「『写真写りがいい』はほめ言葉か?」を問うと、「ほめられていると思う=43%」「ほめられていないと思う=57%」と、ほぼ半々の結果に。

視聴者からは「部下から『童顔ですね』と言われるのがイヤ!」「後輩を遠回しに注意したくて『ポジティブだね!』と言ったら伝わらなかった」など、言葉選びでモヤモヤしたエピソードが届き、SNSにも「言う前に相手にどう響くか考えないと」「気にしすぎるのも面倒くさい」など様々な意見が集まった。

ほか、「この夏、どう楽しむ?」というテーマでは、海外旅行気分を楽しめるオンラインセミナーや、自宅で夏祭りや花火に行った気分を味わえる企画を紹介。スタジオでは、「コロナ収束後、実際に行くときの予習としても使える」と称賛の声が上がった。