「LINE NEWS」が独自の基準で今年話題の人を選出・表彰する「LINE NEWS AWARDS 2021」が12月8日(水)に開催。「話題の人賞」7部門および、今年から新設された「NEXT NEWS賞」の受賞者が発表された。

「来年NEWSになりそうな人」として「NEXT NEWS賞」を受賞したのは、赤楚衛二、蒔田彩珠、歌手のAwichの3名。

ステージに上がった赤楚は、「これからも皆さんに楽しんでいただけるように、役に向き合って作品を作っていけたら」と喜びを語り、今年の一大ニュースについて聞かれると「実家でワンちゃんを飼いました、名前は“ぽんた”です。GWからお会いしていない、愛しい存在です」とメロメロな笑顔を見せた。

来年の抱負を漢字で1文字で「走」と表した赤楚は、「来年は今年以上に走り抜けていきたい」と理由をコメント。「まだ見せていない一面について」を聞かれると、「僕は少し几帳面なところがあって、リモコンや洗剤をきちんと等間隔に置きたい」と、意外な一面をのぞかせた。

今後新しくチャレンジしてみたい役柄については、「魔法使いから妖怪までやらせていただいたが、次は時代劇をやってみたい」と目標を語った。

本賞の特別アドバイザー・テレビプロデューサーの佐久間宣行からは、「自然体で柔和、誰もが惹きつけられる愛され力。そこに油断していると、中にある芯の強さが垣間見えてくる。何層もの魅力がある俳優さんだと思います。まだまだ出していない一面がある方だと思うので、これからさらに日本中を虜にしていくのではないかと思います」というコメントが寄せられた。

蒔田彩珠「いつか音楽に関わるお仕事を」

今年は映画「朝が来る」で日本アカデミー賞新人俳優賞ほか、多くの映画賞を受賞し、NHK朝ドラ『おかえりモネ』ではヒロインの妹を演じて話題になった蒔田は、「こんなに素敵な賞をいただけるとは思っていなかったのでうれしいです」と感謝のコメント。

本賞の特別アドバイザー・岩井俊二監督からは「まなざしに物語を感じる女優さんだなと思いました。それがどんな物語なのか僕なりにかんがえてみたいです」と、その存在感を称えたコメントが寄せられた。

今年の一大ニュースについては、「朝が来る」での映画賞の受賞を挙げ、来年の抱負を表す漢字1文字については「和」としたためた。「1番は平和に暮らしたいなというのと、人とのつながりを大切にできる1年にしたい」とその理由を語り、今後の抱負については、「いつか音楽に関わるお仕事ができるといいなと思います」とはにかんだ。

Awich「ラップやヒップホップをメジャーにする架け橋に」

今年配信リリースした「GILA GILA feat. JP THE WAVY,YZERR」のMVが再生500万回を超え、AIやKIRINJI、RADWIMPSなどのアーティストとのコラボ、NHK 東京 2020 パラリンピック応援企画「Wonder Infinity」への参加などが話題となった女性ラッパーのAwich。

本賞のアドバイザー・つんく♂からは、「このアーティストのありかた、相当かっこいい。曲もキャッチ―な面もあり、迫力と愛くるしさの両面が応援しがいに繋がっているように思います」と称賛のコメントをおくられると、「愛くるしいだなんて、何を見て思っていただいたのか(笑)」と照れながら感謝を伝え、「ラップやヒップホップをメジャーにする架け橋になりたいと思っています」と決意を語った。

来年の抱負を表す漢字1文字は「超」と発表。「今まで超えられないと言われてきた方、自分の限界、世の中ができないって決めつけているものだったり、そういうものを超越していきたい」と強いまなざしで語り、「シャ乱Qの名曲をサンプリングしたい」と笑顔を見せた。

自身の出身地である沖縄県の子どもの貧困問題にも興味があると語り、「大きくなって夢を見せる存在になりたい」と希望を込めた。