INI(池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田 迅)が、TikTokで話題の「KILLING PART」を初披露した。
12月6日(月)、グローバルボーイズグループ・INI(読み:アイエヌアイ)が、11月3日に発売されたデビューシングル「A」のデビューショーイベントを行った。
田島将吾「部屋真っ暗にしてみたらコンサートっぽくない?」
ステージ上に現れたINIは、M1「Rocketeer」を披露。11人がシルエットを完璧に揃えたダンスを見せ、会場に集まった100人のMINI(※INIファンの総称)をさっそく沸かせた。
全力で踊った一同が息を切らしながら横一列に並んでトークブロックへ。許が会場に向かって手でハートマークを作って見せるそばで、田島は配信で視聴しているMINIへ向けて「部屋真っ暗にしてみたらコンサートっぽくない?やってみてください」と呼びかけるが、後藤が「配信の皆様も部屋を明るくして近づきすぎないように見てください」と呼びかけ、さっそくメンバー間での“わちゃわちゃ”を見せていた。
佐野は「今回が初めてのデビューショー。皆さんと素敵な思い出を作れたら」と意気込み、尾崎も「直接目を合わせてパフォーマンスさせていただきますので楽しみにしてください!」と呼びかけ、全員がステージギリギリまで近寄ってMINIとの交流を見せていた。
その後も「緊張している」とこぼしながらも、メンバー同士仲の良さそうな雰囲気を見せるINI。尾崎のイヤリングが外れかかると隣の松田がフォローし、「INIを初めて見る方は?」との質問に手を挙げたMINIへ向かって「はじめまして!」と挨拶するなど、穏やかな雰囲気に満ちていた。
後藤威尊「気合い入りすぎて靴壊れちゃった!」
さらに、先日行われたファンミーティングの映像化を発表した場面も。木村は「僕、この前のファンミのときに、(発表するのを)すっぽしかしてしまって(笑)。4回目公演で会場に来てくれてた人は映っているかもしれないので、皆さんお楽しみに!」と話していた。
M2「Cardio」では、幾何学模様のスタイリッシュな映像をバックに、INIが細身のスタイルを活かしてキレ抜群のヒップホップテイストのパフォーマンスを見せ、田島は「めちゃめちゃ気分上がりますね、練習もめっちゃきつかったと思うんですけど…」と息を切らしながらも懸命にコメント。木村が「俺、『Cardio』で(藤牧)京介がカメラの前に来るブリッジ(※間奏ブロック)が好きです」と話していたところ、後藤が「気合い入りすぎて靴壊れちゃった!」と叫んで一同は大爆笑。「『Cardio』のブリッジで踏み出すときに気合入りすぎちゃった…」と冗談まじりに話しながら静かに歩き始め、一同から「そこ(笑)!?」とツッコまれていた。
松田迅「夢で、柾哉くんから洸人くんにチューしちゃったところを見ちゃって…」
タイトル名の「Cardio」について藤牧が「心臓(という意味)です!」と会場に説明すると、すかさず松田が藤牧の胸をタッチするキュートな場面も。そんな松田は「1週間前、夢見たんですよ。柾哉くんと洸人くんと僕の3人でゲームしてたんですけど、柾哉くんから洸人くんにチューしちゃったところを見ちゃって…」と夢で見たシーンを明かすと、木村は「ごめんな?」と言いながら西の肩に腕を回し、会場を盛り上げていた。
続くパフォーマンス曲について、今回が初披露となる「KILLING PART」だと発表されると、会場にいたMINIは発声応援ができないものの、ワクワクした様子で小さく飛び跳ねる姿も。この曲は木村と西が共同で振り付けを担当したそうで、西が「今が一番ドキドキしてます。僕と柾哉で初めての共同作業…」とつぶやくが、メンバーは先ほどの松田の“夢の話”につられたのか「共同作業…!!」とざわついていた。
田島自身が「昨日撮ってすぐ編集した」というアバン映像が流れたのち、M3「KILLING PART」がスタート。R&Bのサウンドに乗せて、11人という人数の多さを生かしたフォーメーションダンスが複雑に移り変わっていき、オルゴールをイメージしたという振り付けも登場するなど、ストーリー性の込められたショーケースが展開された。
振り付けの裏話について話題がうつると、実は木村と西が作った振り付けと類似したものがYouTube上ですでに公開されていたそう。田島がそのことを彼らに伝えて振り付けが作り直されたそうで、西は「『ごめん、この前教えた振り、全部なしで!』ってなりました(笑)」と振り返っていた。
西洸人「柾哉のほうが顔きれいだから…」
さらに会場では「KILLING PART」の振りをメンバーが直々にレクチャーする場面も。木村が、MINIにとって左右がわかりやすいように背を向けて振りを教えようとすると、西は「柾哉のほうが顔きれいだから…」と木村を振り向かせ、会場が盛り上がった場面も。その後は田島や尾崎がしれっと背を向けて踊るなど気遣いを見せたほか、池﨑と後藤、佐野と尾崎は何度も顔を見合わせ、ちょっかいをかけあいながら楽しそうに踊っただけでなく、許はステップまで踏んでノリノリ。髙塚とともに手をヒラヒラさせながら笑顔を見せ、一同はハイテンションでイベントを楽しんでいた。
この日ラストとなるM4「Brighter」では一糸乱れぬ華麗なパフォーマンスを披露。会場から大きな拍手が送られると、髙塚は会場に深々と一礼を見せていた。
最後の締めの挨拶では、田島は「自分たちがデビューしたんだなと改めて感じました。これからも応援よろしくお願いします。大好きです!」、池﨑は「『KILLING PART』初披露など、いろいろあって楽しかったです。今年はまだ楽しいこといっぱいなのでよろしくお願いします!」、佐野は「今日はほんとうに楽しくて素敵な思い出ができました。これからも楽しみましょう!」とメッセージ。
後藤は「僕たち自身も最高に楽しめました。素敵な時間をありがとうございました」、尾崎は「来年もたくさん会えるよう頑張って、成長した姿を見せられたらと思います」、許は「こうやって顔を見ることができて、すごくうれしくて。画面越しの皆さんの目線も伝わってきます。これからも頑張っていきます!」、松田は「今日は時間を作ってくれてありがとうございます。また大きい舞台で皆さんと幸せな時間を過ごしたいので応援よろしくお願いします!」と笑顔を見せた。
西は「ファンミーティングの余韻が抜けていない状況でこうやってパフォーマンスできることが幸せです。もっともっとこれからもパフォーマンスできる機会が増えたらと思います」、藤牧は「今日は距離も近くて。こうして直接会える楽しさや嬉しさは感じていて、この先もずっとこうしていたいなと思います」、髙塚は「本当に今日があっという間というか。皆さんの人生をこれからも華やかにしていきたいです」、木村は「本当に一瞬でしたね。もうすぐ今年は終わりますが、来年からももっと活発に活動していきたいです。皆さんの心に残る瞬間を作れるように頑張ります!」と来年への意気込みも見せていた。
あいさつが終わって退場する場面では、池﨑が会場に大きく投げキスを披露。ほかのメンバー一同も会場に向かってギリギリまで手を振りながら「来年もよろしく〜!!」と呼びかけ、内容たっぷりの1時間のイベントを終えていた。
写真:©LAPONE ENTERTAINMENT