松屋銀座で7月23日(木)より開催されている「誕生65周年記念 ミッフィー展」のオープニングイベントが22日(水)に行われ、女優の上白石萌音が出席した。

「うさこちゃんおばけになる」を含む初来日の原画や資料に加え、貴重な直筆原画やスケッチなど約250点が展示されている同展覧会。

イベントでは、ミッフィーにエスコートされ上白石が登場。ミッフィーとの思い出について聞かれると「私の家にも小さい頃からミッフィーがいまして、絵本『うさこちゃんのたんじょうび』があったり、ミッフィーの家族4人揃ったぬいぐるみがありましたし、10年以上使った衣装ケースもミッフィーで…家はミッフィーだらけでしたね」と自身もファンであることを告白した。

また、ミッフィーのイメージについては「不思議ですよね、表情が変わらないのに語っているような感じがあるし。今日改めてじっくり見ると、めちゃくちゃ深みがある『先輩』と呼んでしまいたくなるくらいの、貫禄もあるウサギさんだな」と感想を語った。

さらに、ミッフィー展について「ブルーナ(オランダの絵本作家、ディック・ブルーナ)さんが、いかに丁寧に丁寧に大切に生み出したのかというのが手にとるように分かりました。どれも本当に暖かくて、絵に触れているというよりは小さいウサギを抱っこしているような、小動物と触れ合っているような温もりがありまして、すごく心が癒されました」と、作品に釘付けになった様子。

【動画】ミッフィーを語る様子

とくに気に入った作品があったようで、「下書きがとても新鮮で、1本の線じゃなくてちょっとずつ線を書き足していっている様子が見てとれたのとか、原画でも縁取りの黒がところどころ滲んでいたりするのが、時間をかけて進められた証だと思うので、そういう制作の跡を見て感動しました」と深い着眼点を見せ、作品の魅力を伝えた。

最後に司会から、「『来てください』というのを故郷の鹿児島弁で」とリクエストされると、上白石は「ミッフィー展、待っちょっど」と照れ笑いを浮かべながらアピールをした。

「誕生65周年記念 ミッフィー展」詳細は公式サイトまで

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