11月26日(金)、「『R-1グランプリ2022』やります会見」が開かれ、司会の霜降り明星をはじめ、エルフ荒川、お見送り芸人しんいち、kento fukaya、ZAZY、しゅんしゅんクリニックP、高田ぽる子、マツモトクラブ、森本サイダー、サーヤ(ラランド)、やす子、吉住ら出場芸人が登壇した。

2002年より続いているピン芸日本一決定戦『R-1グランプリ』。昨年の第19回目の大会から参加資格が「芸歴10年以内」に変更され、ロゴも一新して“新生『R-1グランプリ』”としてスタート。予選は12月26日(日)にスタートし、決勝戦の模様は来春にカンテレ・フジテレビ系全国ネット生放送で届けられる。

粗品、R-1で優勝後にまさかの涙?

次回で20回目を迎える今大会。2019年大会で優勝した粗品は「僕、優勝しましたから。それは思い出に残ってますよ。そのあと、なんか(周囲から)すごい言われましたね。『ゴリ押しだ〜!』って(笑)」と明かし、せいやは「彼、泣きましたからね。うれし泣きじゃなくて、『叩かれすぎてる!』いうて…。優勝したはずなのに。それもチャンピオンの“あるある”かもしれませんね」と振り返った。

前回も決勝まで残っていたZAZYは「前回、ゆりやん(レトリィバァ)が優勝したとき、俺だけステージ上で“ありえへん顔”してた」と明かし、今回もリベンジに臨む。また、大会の応募条件に「芸歴10年以内」が課されていることについて、マツモトクラブは「前回がラストイヤーだったんですよ。命かけてやりきったつもりだったのに、1週間くらい前に『まだいけますよ』って言われて(笑)」と告白。そう聞いたZAZYは「今度こそラストイヤー?」ときっちりと確認して周囲をライバル視し、粗品から「はっきり線引きしようとすな(笑)」とツッコまれていた。

さらに、お見送り芸人しんいちは「実はデビューしたのが2009年で…」と話しはじめ、芸人を休業していた期間が影響したことで「芸歴10年以内」の条件をクリアできたそう。また、今回がラストイヤーで、さらに現役の医師でもあるしゅんしゅんクリニックPは「この1年ほぼ医者やってたんで、あと2回出られるんですよ」と見解を話し、せいやから「そんな、大学の休学ちゃうから(笑)!!」とツッコまれていた。

優勝賞金500万円の使いみちは?

優勝賞金500万円の使いみちについて話題がうつると、ZAZYは「(ネタ用の)モニター代」、しゅんしゅんクリニックPは「結婚式の費用」、吉住は「男子のスポーツチームを買いたい。監督をやって男性たちを思うように動かしたい」、エルフ荒川は「381万はネイルとカラコン、残りの109万は『マルキュー』とさせていただきたい」と宣言。

ラランド・サーヤは「事務所を通してから聞いてほしい」、マツモトクラブは「ガールズバー代」、お見送り芸人しんいちは「(先輩芸人の)あぁ〜しらきさんと番組したい」、kento fukayaは「445万は屋根の修理に充てて雨漏りから自分のおばあちゃんを守りたい、残りの55万は『松井秀喜』とさせていただきたい」と話して会場を盛り上げる。

やす子は「プノンペンでロケットランチャーの体験」、高田ぽる子は「(同居中の)やす子ともうちょっといい部屋に住んで、ペットを飼いたい」、森本サイダーは「独り言が多くて同居人から追い出されそうなので、引っ越しの資金に充てたい」と明かしていた。

さらに会場では、リモート中継で繋がれた100名超の芸人たちと交流する場面も。「Mr.マリック風」のクールな雰囲気がある芸人に一同の注目が集まるが、彼が静かに「サングラス男です」と名乗ると、そのあまりのギャップに会場は大爆笑。さらに、本多スイミングスクールが決め台詞の「ビート板でガード!」を披露したり、ラランド・ニシダは部屋にいた同棲中の彼女としゃべりはじめるなど、個性たっぷりのリモート中継が繰り広げられた。