映画「私がモテてどうすんだ」の舞台挨拶「私モテ感謝 Day♡」が7月30日に開催され、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)、神尾楓珠、山口乃々華(E-girls)、富田望生、伊藤あさひ、らキャスト陣と平沼紀久監督が登壇した。

本作は、累計発行部数300万部突破でアニメ化もされた超人気コミックが原作。自分の恋よりもイケメンたちのカップリングに萌える妄想大好き女子が、ある日激ヤセして超絶美少女となり、学校のスーパーイケメン4人から、突然モテまくるというラブコメディだ。

ヒロイン・花依の所属する史学部の部長で、温厚で優しいがド天然な一面もあるサブカル系先輩・六見遊馬を、本作が映画初主演となる吉野が演じ、爽やかなルックスで学校の人気者、ヒロイン花依とは同じクラスのスポーツ系同級生の五十嵐祐輔を神尾、表裏のない性格で、花依の好きなアニメキャラに似てるチャラい系同級生の七島希を伊藤、先輩の花依に一目ぼれするちょっとドジっ子のツンデレ系後輩、四ノ宮隼人を奥野が演じる。

そして、妄想とBLとアニメをこよなく愛し、男子たちのカップリングに萌えまくるヒロインの芹沼花依は、山口乃々華と富田望生が二人一役で挑み、激ヤセ後を山口、激ヤセ前を富田が務めた。

本作で観客を入れたイベントは今回が初めて。映画初主演を務めた吉野は、映画を見終えた観客に「皆さん、楽しんでいただけましたか?」と呼び掛けると、温かい拍手が起こり、「ありがとうございます。久々の皆さんの前なので緊張しますが、楽しめたら」とニッコリ。

神尾も「皆さんにようやく会えたということで、すごくうれしく思っています」とはにかんだ。

7月10日に公開した本作。周りからの反響を聞かれると、吉野は「両親が『観たよ』と連絡くれました」と明かし、「『内容が面白くて、めちゃくちゃ笑った』と言ってもらえて。幅広い世代でも楽しめる作品なんだと改めて思いました。うれしかったです」と安堵した表情。

神尾は「僕には届いていないですね」と苦笑いして笑いを誘うも、山口は「おばあちゃんから電話がかかってきて、『泣いたよ』って言われて。それを聞いてうれしくて、私も感動しました」と目を潤ませた。

トークでは、夏休み中の思い出を語り合うことに。伊藤が「夏休みの宿題を溜めてしまうタイプ」と告白すると、富田も同意し、「作文だけは好きで1週間くらいで終わらせてたけど、ドリル系は残り3日間でやっていました」と照れ笑いしながら告白。

みんながギリギリ派の中、神尾だけは早めに終わらしていたタイプだと打ち明け、「真面目なんです」と得意顔で明かした。

また、映画を観た観客からの質問にキャスト陣が答える一幕も。撮影で大変だったことを聞かれ、冨田は「外のシーンが多かったんですけど、日が暮れるのが早かったので、その部分はどのシーンも大変でした」と打ち明けると、平沼監督も「時間との闘いは大きかったですね」と回顧。

伊藤は「ダンスが大変でした」と振り返り、「僕と楓珠くんはダンスを頑張りました」と苦笑い。それを受けて、神尾が「いや、ダンスは別に…ちょちょいと」と返し、周りの笑いを誘うも「大変でしたね」と笑った。

一方、吉野は初日の屋上のシーンをあげ、「めちゃめちゃ晴れていて、すごく眩しくて。目をちゃんと開けるのに必死でした。意外なところで苦労してたんです」と苦笑い。そのシーンはみんな苦労したそうで、吉野は「太陽を目をつむって観て、本番直前に開けてました」と意外なコツを明かし、会場を驚かせた。

山口は、雨の中でダンスをしたシーンについてふれ、「雨の調節が大変で、ホースの違うところから水が出てしまい、校舎の中がびしょびしょになっちゃって(笑)。ギリギリまで傘で行って、びしょ濡れになりまがらやってました」と振り返った。

冨田はオープニングのミュージカルシーンを上げ、「たくさんのエクストラの方に来ていただいて。長回しで追いかける迫力あるシーンなんですけど、そこも時間がかかりましたね」としみじみと明かした。

平沼監督は、吉野と山口の頭ごつんのシーンで吉野がなかなかうまくいかず、一緒に練習していたことを明かし、「北人といっぱい頭をごつんとして。それがいい思い出ですね。うれしかったですよ。近くに北人がいて、キレイでしたよ。真っ白な肌でした」と明かし、笑いを誘っていた。

また、「自身が演じた役以外での好きなセリフは?」という質問も。吉野は神尾が演じた五十嵐のキスシーンのセリフだと言い、「あんな真っすぐな目で言われたら、『うっ』ってなって、心臓でちゃいそうになる」とはにかみながら告白。

また、本作の番宣で甘いセリフをリクエストされたことがあったそうで、「自分のセリフじゃないのに、五十嵐がキスする時のを使わせていただきました」とぶっちゃけ。

それを受け、神尾は「おい!悔しいな。北ちゃんがやった方がかっこいいに決まってるじゃん!」と笑いながら突っ込んでいた。

最後には吉野が「皆さんの不安や我慢しているものを、少しでも明るい気持ちにできる作品だと思っています」とアピール。また、「ポジティブに前向きにこれからも一緒に頑張っていきましょう!」と呼び掛け、3本締めでイベントを締めくくった。

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