北村匠海が、11月25日(木)よりスタートする、角川文庫冬の大型文庫フェア「カドフェス ザ・ベスト2021」のイメージキャラクターに決定した。

このフェアは、“大切な人と過ごす日常に、本がある”をテーマに掲げる「カドフェス ザ・ベスト 2021」と、北村が出演する“家族の絆”を描く映画「とんび」が、 タイアップしたもの。

家族やパートナーと過ごすおうち時間、会いたくても会えない人との距離など、改めて大切な人と過ごす時間の尊さを感じた長期自粛生活。大切な人と過ごす日常のなかで、日々食事し、お風呂に入るように、“本”も寄り添っていられたらと、“2021 年ザ・ベスト”な本を集めたフェアが開催される。

映画「とんび」は、幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、重松清による名作小説を初映画化したもの。主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役に阿部寛。ヤスの息子・アキラ役を北村が演じる。

古き良き時代の物語にとどまらない、新たな時代への希望を予感させる、今、そして未来へ繋がる家族の絆の物語だ。

<北村匠 コメント>

僕にとって読書は、普段台本を読むことも多く、1年を通して活字を追っているので、自分の中でも日常の一部と化しています。

本を読んで1人だけの脳みそにならない感覚、いろんな人間の感性みたいなものを覗けるので、特に俳優業をしていると様々なことに活きてくるんです。

何より読むことが好きっていうのが一番大きいです。本を読んで変わった価値観も沢山あるので、読書はとても大切なものです。

大切な人や家族の存在を、当たり前のものだと思ってはいけないと最近感じています。大人になってみて、家族がいることが当たり前ってないなと思うし、だから子どものころに言えなかったことを、今になって話したりするタイミングは増えました。

不器用な親子の愛情が描かれる「とんび」は、物語の中で長い年月を追うことで、人の人生というものが垣間見える小説です。すごくリアルですし、ひとつの大きな事件をとりあげるのではく、人生単位の人間性だったり、そこに伴う愛情だったり、ぶつかりだったたりが詰め込まれている作品だと思います。

大切な人と、「カドフェス ザ・ベスト 2021」、小説「とんび」、映画「とんび」をぜひ、お楽しみください。