EXIT・兼近大樹の小説家デビュー作「むき出し」が発売前から重版が決定し、累計発行部数がおよそ5万5000部と話題になっている。

そこで、フジテレビ『めざましテレビ』の渡邊渚アナウンサーが、兼近にインタビュー。オリコンブックランキング・文芸書部門で発売から2週間連続の“2位”(※)にランクインしていることを伝えると…。

(※)2021/11/8付:オリコン調べ

兼近は「2位か!って感じですね。1位だったら、もっと喜べたんですけど(笑)反響は結構ありますよ!芸能人の方たちが『私も買いました』っていっぱいコメントくれて、ミキの昴生さんとか読んでくださって、ビックリしましたね。昴生さん、字読めるんだって…」と語った。

さらに、昴生から「もっと小説について『話したいわ』って言ってましたね。こちらからお断りさせて頂いたんですけど…」とエピソードを披露した。

小説は、貧しさの中で、ケンカに明け暮れた少年が過酷な境遇を乗り越えて、人気芸人になるまでを描いた物語。

なぜ小説を書こうと思ったのかを聞いてみると、「元々、小説を書きたいという気持ちで芸人をやっていて、ピースの又吉さんの小説を読ませてもらった時に、『あぁ〜こうなりたい!」って思うようになって、じゃあ、小説書く前に『まず芸人になろう!おもろい人になろう!』って考えて、又吉さんに憧れて吉本に入ってきたんです」と芸人になるきっかけを明かした。

渡邊アナが「どう執筆していたのか気になりました」と伝えると、兼近は「ローマ字で打てないもので、携帯電話でやってました」とコメント。執筆場所については「一時期、すごくいい感じのホテルに4日間くらい泊まらせてもらって、風呂とかも夜入れるんですよ。飯もすごく美味しくて、楽しすぎてほとんど執筆が進まなかったですね」と語った。

また、兼近は今までの活動を振り返り「漫才やって、テレビ出させてもらって、さらに歌を出してて、それで本を書いちゃったわけじゃないですか…あと、何やる?って思ってます」と心境を告白。渡邊アナが「もしかしたら、これから映画化なんてこともあるかもしれませんね」と話すと、「マジで!」と驚き、インタビューは「もし映画化されたら主人公は?」という話題に。

兼近は、「えー!楽しい!何それ」とテンションが上がり、「たくみん(北村匠海)とか、吉沢亮君とかおいしいよね」とアピール。渡邊アナから「『東京リベンジャーズ』のメンバーが出てきますね」と伝えると、「今、リベンジャーズ半端ないから、今すげぇ〜キテっから…個人的にはドラケン役の山田裕貴くんと仲が良いので、ほぼ『東京リベンジャーズ』で構成して頂いて…」と兼近調で語った。

渡邊アナが「ちなみにりんたろー。さんは、出たがらないですかね?」と質問すると、「りんたろー。さんはどうだろう。でも、街中の人々とか…」と回答。渡邊アナが「通行人Aみたいな。映画を観てる人が『あ〜!』って探すくらいな感じですか?」と話し、「そうですね。 『りんたろー。さん、いた!』みたいな。ファンの人は喜ぶと思います」と話し、笑いを誘った。

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詳しくは、兼近大樹「むき出し」のページまで。