フランクさんは「この作品を長年、客席から観ていて、ずっと憧れていた作品だったので、初めてこの舞台に立つ喜びとそんな時間をお客様と共有できる楽しみでいっぱいです。クライマックスで舞台上もお客様も皆で踊るシーンが思い出に残っているので、観劇に来てくださるお客様に楽しい気持ちをもち帰っていただけたら」と待望の出演に感激。

中村さんは「私の麗乃という名前は本名なんですけど、両親が私の名前を決めるときに麗乃とサラで迷ったという話を聞いていて、今回サラ役を演じるのはご縁かもしれない」と役柄との運命的な出合いを紹介。
そんなエピソードをふまえ、「この役柄に決まったとき、(両親に)『サラとしての私が観られるよ』と伝えました」と報告しました。

フランク莉奈 中村麗乃は「守ってあげたくなる存在」
同じ役柄を演じるにあたって、フランクさんは「せっかくのWキャストだから、それぞれの個性を信じてお互いにできることをやろうね」と中村さんと鼓舞し合ったと説明し、「年の離れた方とWを演じるのは初めての経験で、麗乃ちゃんは私の妹より年下なので、守ってあげたくなる存在。そんなところはサラにも共通している」と語りました。

一方の中村さんは「台本を読んで想像していた“サラ像”みたいなものが、まさにフランクさんが演じているサラとピッタリで、たくさん勉強させていただきました。普段もすごく気さくな方で、救われたと感じる瞬間がたくさんあったのでご一緒できて嬉しい」と笑顔を浮かべました。
