――交流のある芸人さんがいたら教えてください。
舞台でご一緒させていただいた男性ブランコさんと、かもめんたるさんです。あと、(日本テレビ『アナザースカイ』で共演した)今田耕司さんは食事に連れて行ってくださったりして、本当に優しくて面白い方です。この前は「どうすれば芸能界でたくさんお友だちができますか?」と相談して、いろいろアドバイスをいただきました。

――エンタメプレゼンター初回出演時に、八木さんがデビュー当時14歳でテレビ初インタビューとして『めざましテレビ』の取材を受けた際の映像(2016年)も紹介されました。これまでを振り返って、どんなことを思いますか?
そうですね、あの時の自分に何か言うならば、「これから、すごく素敵な人たちに恵まれて、とてつもなく素晴らしい経験をさせていただけるから、あまりドキドキ心配しなくていいよ」って伝えたいです(笑)。
インタビュー当時はまだお仕事を始めたばかりで、右も左も分からないどころか、地元・滋賀から東京に1人で行ったこともないですし、携帯電話も持っていないので母のを借りて、という状況で。東京に知り合いはいないですし、芸能界に対して漠然とした不安もあって「大丈夫かな…」と、とてもドキドキしていました。
今年でデビュー10年目を迎えましたが、本当に信じられないくらい、素敵な経験をさせていただいています。
大学を卒業して実感したこと「仕事に全力投球しすぎて…」
――2024年3月に大学を卒業して約1年。舞台初出演や、連続ドラマ初主演など大活躍ですが、自身のなかで何か変化は感じますか?
改めて、自分の体調管理の大切さに気づきました。学生の頃は家族との約束もあり、学業を優先させていただいたので、大学へ行く時間がある意味リフレッシュになっていました。
でも、卒業したら仕事に全力投球して、逆に100%の力を出せなくなってしまった時がありました。舞台で喉を枯らしてしまったり、ドラマ撮影の序盤で飛ばしすぎて、途中でちょっと“息切れ”してしまったり…。

良いパフォーマンスをするために自分の体調をちゃんと気遣ったり、自分のご機嫌をうまくとったりしないと悪い影響が出てしまう、というのを実感した1年でした。
今年は体調管理の方法をまだ模索しているところですが、しっかり整えて自分をコントロールして、常に良いパフォーマンスができるようにしたいです。