10月23日(土)、「関西演劇祭」の会見が行われ、実行委員長の吉岡里帆、フェスティバルディレクターの板尾創路、スペシャルサポーター行定勲監督らが登壇した。
実行委員長に就任した吉岡は「“実行委員長”という肩書きは少し荷が重いなとも思ったんですが、大人の文化祭みたいな楽しそうな演劇祭になりそうです」とコメント。
「まずは演劇を楽しむことを心から務めていきたいと思っています」と意気込みを語った。
フェスティバル・ディレクターを務める板尾は、「今年で3年目ということで、節目かなと思います。今回で演劇祭としての完成形になるような気もしているので、たくさんの方に見ていただけるよう頑張って運営していきたいと思っております」と続けた。
大学時代に演劇を見たことが、役者を志すきっかけになったという吉岡。
演劇の魅力について、「どんなに小さな劇場でも、幕が上がると世界がブワッと広がるところ」だと語り、「その場でしか見られないナマモノの貴重さだったり、そこにいた人だけが共有できる何かが演劇の価値だと思っています」とコメント。
「実行委員長として、まだ演劇の面白さを知らない方にその魅力を伝えていきたいです」と微笑んだ。