関ジャニ∞は、“売れない芸人”の気持ちがどこまでわかるのか?芸人から多くの“共感”を得るメンバーは?さらに、横山裕が、気を遣いすぎる日常エピソードを赤裸々に語った。

10月18日(月)放送の『関ジャニ∞クロニクルF』では、「全日本それなオープン」第2弾(安田章大は仕事により欠席)と、新企画「気ぃ遣いすぎバトルKTカード」が開催された。

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横山vs蛙亭イワクラ“ぃ遣い”エピソードが止まらない

関ジャニ∞イチの“気ぃ遣いさん”横山と、女性芸人随一の“気ぃ遣いさん”蛙亭のイワクラが、自身の気ぃ遣いエピソードで戦うカードゲーム「KTカード」を開催。

互いに引いたカードのシチュエーションで、過去に体験した気ぃ遣いエピソードを披露。より気ぃ遣いすぎだと思ったほうを、“関ジャニ∞の母”と言われるほど気配り屋さんの安田が、支配人として判定した。

「電話・メール」のカードを引いたイワクラは、まだ関係性があまりない人にメールをする際、文の最後を「!」と「。」どちらにするか、3時間ほど悩むことがあると告白。

これには、横山も共感。そして「スタンプで返ってきたら、もうその人にLINE送れない」と言い出し、安田は思わず「なんで!?」と笑い出す。横山は「俺のこと面倒くさいんや…」と感じ、スタンプのポップさで面倒くささを誤魔化しているのではと持論を展開。イワクラも「そうですね!」と大きくうなずいた。

安田が「笑顔など、自分の感情を表すスタンプを使うことで、自分の気持ちが相手により伝わるのでは?」とアドバイスするも、横山が「カウンセリングされてる?」とボヤき、笑いを誘った。

続いて「食」のカードを引いた横山。弟と焼肉店へ行った際、本当はさっぱりした肉を食べたかったが、店員さんが脂の乗った良い肉をサービスしてくれたという。厚意を無下にはできず、満面の笑みで美味しいと伝えたところ、苦手なキムチもサービスされてしまったという。

しかし、当然断ることはできず「店員さんから見えていない瞬間に、弟に一気食いさせて、空の皿と交換して。そしたら2回目から必ずオイキムチのサービスが出てくるから、そのお店めっちゃ行きづらい…」と訴えた。するとイワクラが「苦手な食べ物は飲む」と、さらに“気ぃ遣い”な対応を打ち明け、安田は驚がく。横山も「え?そこまではできない…」と言葉を失った。

さらにイワクラは、テレビ出演などの際、わざわざメイクをしてもらえることが申し訳なく、眉毛を描き忘れられても言い出せないと告白。横山も、色白なためメイクさんから「白に憧れている」と思われるそうで、メイクでさらに白くされても断れないと語った。

次々と飛び出す“気ぃ遣い”エピソードに、安田は「異世界やねんけど!」と声を上げる。また、横山はタクシーに乗った際、運転手さんから「横山のファンである娘と電話で話してほしい」とお願いされて承諾。電話のお礼として、乗車料金の端数70円を安くしてくれたそうで、横山は「え、70円?って(思った)。言いたくないよ、でもめちゃくちゃ悲しくなって…」と、なんとも言えない顔に。安田は笑いながら「俺のメンバーの横山を、70円にするなよ」と嘆いた。

イワクラも、タクシーで目的地と違う場所に連れて行かれても、運転手さんに悪気はないため強く言えないと話し、横山と“タクシー気ぃ遣いあるある”で共感。

最後に、支配人・安田からのプレゼントで「普段は気を遣ってできないこと」を、気を遣わず思いっきりやってみることに。イワクラの希望で「用事がなくても友達に気軽に電話する」を実践した。イワクラは、別室へ移動した横山に電話をかけて、たわいない会話を始める。

しかし、2人とも、話が途切れないようにと気を遣い合うあまり、話し出すタイミングがかぶって微妙な空気に。電話を切ると、イワクラは目標達成で大喜びしたが、横山は「何これ!?」とシュールな展開に苦笑いだった。

芸人の共感を一番得た関ジャニ∞メンバーは!?

「全日本それなオープン」は、関ジャニ∞と、ゲストの滝沢カレン、小峠英二(バイきんぐ)が2チームに分かれ、「まだ世に出ていない40歳オーバー芸人」30人に、“売れない芸人あるある”を質問。彼らから、どれだけ「それな」と共感を得られたかを、ゴルフの飛距離に見立てて競う。

ゲームの解説は、テンガロンハット姿でおなじみのプロゴルファー・片山晋呉選手ならぬ“片村シンゴ”(村上信五)が、実況は倉田大誠フジテレビアナウンサーが務めた。

左から)小峠英二、村上信五

「チーム横山」(横山、小峠)のショットで、小峠が「錦鯉が出てきてモチベーションが上がった」と質問すると、なんと30人中24人もが共感!カップインまでわずか10ヤードに迫るスーパーショットにスタジオは歓喜。女芸人・もじゃは、「錦鯉さんのおかげで『おじさんブーム』が来た。そろそろ『おばさんブーム』が来てもいい」と、アピールした。

一方、「チーム大倉」(大倉忠義、滝沢、丸山)の丸山が「芸人よりも副業のほうが儲かっている!」と、力を込めて質問をぶつけると、なんと本日最大の25人が共感!一気に、残り30ヤードまで詰めた。

大接戦となる中、残り20ヤードの「チーム横山」小峠が、「まだ冠番組を持とうとしている」とクラブを振る。2人から「それな」を得られれば良いものの、15人が共感し、ボールはカップから大きく離れてしまう。思わぬ結果に、小峠は膝から崩れ落ちた。

最終的にカップ(ピン)により近い位置にボールを寄せた「チーム大倉」が勝利。しかし、約半数の芸人が“冠番組”の夢を諦めていないことがわかり、その前向きな姿勢に、スタジオはすがすがしい空気となった。

丸山隆平

次回、10月25日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、関ジャニ∞が壮絶メイクでガチドッキリ!「せっかち-1グランプリ」に挑む。

『関ジャニ∞クロニクルF』これまでの放送は、FODで一挙配信中!