現在、舞台稽古中の3人――鈴木京香、高橋克実、江口のりこが、仕事へのスタンスや、「運」などについて語り合う。

3人は、『ボクらの時代』(10月17日放送/フジテレビ)に出演。10月20日(水)から日比谷シアタークリエで「Home,I’mDarling~愛しのマイホーム~」の初日を迎える。

<日本初演が開幕!「Home,I’mDarling~愛しのマイホーム~」の鈴木京香、高橋克典、江口のりこが『ボクらの時代』に出演!>

稽古で一緒だが「今日の方が思いっきりしゃべれる」(鈴木)

稽古中のため「いつも一緒なのに、何かこういう場所になると、また違った気分ですね」(鈴木)と、鼎談がスタートする。

江口:疲れますね、本読み。

鈴木:本読みねぇ。

高橋:うっはははは。

江口:もう、ぐったりです。

鈴木:うふふふ。

高橋:今は特にね、状況が状況だから。

江口:そうですね。

高橋:甘いものを途中で食べたりとかもできないでしょ。

江口:食べられない。

高橋:ああいうのが非常に、今まで気づかなかったけど、大事な時間だっていうね。

鈴木:あと、間にあるパネルがあるでしょ、あれでね、おしゃべりが意外とできないものですね。

高橋:聞こえないですもん。

「今日の方が思いっきりしゃべれるかもしれない」(鈴木)、「ちゃんとお顔を見れたのがうれしいです」(江口)と、3人はコロナ禍での稽古の苦労をにじませる。

「今年還暦」高橋克実は昔より若々しい!?

舞台での共演は、約7年ぶりになるという3人。鈴木が「みなさんどうなさってたんですか?」と聞くと…。

江口:気づいたら、6~7年経ってるという感じです。

高橋:変わらないもんね。

江口:克実さんも変わらないですよ。

高橋:そんなことないよ。還暦ですよ、今年。

江口:え!還暦ですか!?

高橋:還暦ですよ。

鈴木:というか、若々しく、よりなってきてる感じがしますね。初めてご一緒したころよりも。

江口:でも、そうかも。

鈴木:本当に。

高橋:あれはまだね、髪型がちょっとユニークなころでしょ?

鈴木:ふわふわっと。ユニークというか、豊かなころ(笑)。

高橋:豊かじゃない(笑)。

鈴木:でもね、そのころの克実さんより、今の方が若く見える。

江口:へぇー、なんででしょう?

高橋:ああ、でもね、それはあるかもしれないですね。なんか、ああいう、自分の中にある“負”みたいなものが…(笑)。

江口:“負”だったんですね。

高橋:“負”でしょ、やっぱあれは(笑)。

高橋は、あっけらかんと“負”な髪型との決別を語る。これに、鈴木も、年齢を重ねるなかで、例えば視力の低下も「無駄なものが目に入らなくなって、すごく気が楽になる」など、「気にならなくなった」「ちょっとした進化」をポジティブに語る。

気持ちは上京した19歳のままなのに…

一方、江口は「最近、何でしょう、首が痛かったり、『はぁぁ』って思うことが多いです」と言って…。

高橋:ははははは!

鈴木:(笑)。

江口:「ああそうか、私はもう、41(歳)かぁ」って思うことがあります。19歳で上京してきて、そのときからやってることが変わらないので、気持ちの、自分の年齢とかも“あのときのまま”みたいなところがあるんです。

高橋:一番最初に東京に出てきたのは、もう(劇団東京)乾電池(に入る)みたいなこと?

江口:そうです。乾電池の研究生として応募して、合格して。これから研究生として始まります。入社式に来てくださいっていうのがあったんで、そのまま上京してきて…という感じですね。

「演劇、舞台というものに、これっぽっちも興味がなかった」という江口が、劇団の研究生になった経緯を明かすと、これをきっかけに、それぞれが俳優の仕事につくまでを語る。

そのほか、「趣味がない」と嘆く江口のプライベートや、高橋の家族のエピソード、仕事に向かうスタンスの変化や「運」についてなど幅広い話題を展開する。

『ボクらの時代』は、10月17日(日)7時より、フジテレビで放送される。