9月3日(木)、橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)と松本酒造(京都府)によるコラボ日本酒第2弾「守破離橘2019-2020」のリリースを控え、橘のコメントが発表された。

LDHでのパフォーマー活動だけでなく、“日本酒”をライフワークとしてきた橘。これまでも日本各地の酒造とコラボレーションした日本酒をリリースしてきており、現在のコロナ禍を受けて橘は「酒や文化の持つ底力が今こそ多くの人の心に灯をともすはず」と考えているという。

松本酒造の代表銘柄「守破離IDシリーズ」では、日本酒のアイデンティティ(=ID)を表す要素のひとつである“米”に特化し、田んぼごとに仕込み分けられた米を醸している。このたび、“橘”の名前を冠したコラボレーションした銘柄「守破離橘2019-2020」には、兵庫県産の山田錦が使用されており、コラボ第1弾銘柄「守破離橘」と同様に「ID597」という番地が割り振られた田んぼの米から醸した日本酒となっている。

また、「守破離橘2019-2020」ボトルの裏ラベルに印刷されたQRコードを読み取ると、期間限定のエクスクルーシブムービーにアクセス可能だという。

さらに、発売日の前日となる10月3日(土)には、「守破離橘オンラインの会」が開催予定。松本日出彦・橘ケンチとともにリモートで「守破離橘2019-2020」を味わうことができることが発表された。

<橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND) コメント>

前作と同じ597というIDを持つ田んぼで収穫されたお米を使ってこの冬仕込んだ、松本酒造さんとの「守破離橘」第2弾が完成しました。前回から今回へと時間を経るごとに蔵の思い描くビジョンに対する理解を深められた気がします。

それは、初年度以上に原料である米の重要性を意識した上で、次を見据えたいい流れが作れたということ。改めて農業の現実も含めて発信して、多くの方々に日本酒の持つ魅力や背景を知っていただけたらと考えています。

そして、今作ではQRコードによる特別な施策としてエクスクルーシブムービーも実現しました。杜氏である日出彦さんとの対話を介して〈誰がどんな想いで作品を創り上げているのか〉という真意を知ることで楽しみ方が広がっていくというか、ある意味幸せの価値を高めていけるのではないかと思っています。

また、本来直接お会いして乾杯したかったんですが、まだまだ気をつけないとならない状況の中でみなさんとつながってお酒を味わうとしたら…と考えて、リリースを祝う場もご用意する予定です。

限られた人数で、日出彦さんにもご一緒していただきつつ、さらにボトルの店頭販売前という超プレミアムな時間になると思います。個人的にも公に初となるオンラインの会でわくわくしていますので、みなさんもぜひご期待いただけたらと思います。

橘ケンチ プロフィール

EXILEのパフォーマー及びEXILE THE SECONDのリーダー兼パフォーマー。アジアを含む世界へ向けたLDHのエンタテインメント構築も担う。ライフワークとして日本酒の魅力を発信、初の造りにして飲食提供を行った2018年の新政酒造「亜麻猫橘」を皮切りに、2019年は松本酒造「守破離橘」、白糸酒造「橘六五」、新政酒造「陽乃鳥橘」の3銘柄を酒販店頭で初展開。2020年も3月の木戸泉酒造「afs橘」に続き10月4日(日)松本酒造「守破離橘2019-2020」をリリース。今後も新政酒造、白糸酒造とのコラボが控える。2018年13代酒サムライに就任。

<松本日出彦(松本酒造 杜氏) コメント>

「よく言われていることかもしれませんが、改めて日本酒は米と水と人という3要素からできていて、私自身も酒造りにおいてチームワークは最も大事だと思っています。

2年目となったこのコラボも、同じ田んぼを眺めて風土を感じて、ともに水を飲み、酒を造る中で初年度よりもケンチさんとの関係が深められました。互いに信頼し合って共感する要素が増えたという意味でも、より内容を濃く創り上げてきたものがこのタイミングでリリースできることとなりました。

今回はコラボの背景を感じられる映像が組み込まれているなど、今までありえなかった楽しみ方も堪能していただけると思います。特に今年は今なお大変な状況にありますが、制限や負荷がかかることで余計に潜在能力が発揮されたと思うんです。

農家さん、私たち蔵の人間、ケンチさんを始めスタッフの方々、酒販会社さんというそれぞれのポジションのプロフェッショナルがバトンをつないだ感覚があって、まさにお客さんはそのバトンの行きつく先であるフィニッシャー。みなさんが心地よく食事の時間を過ごす時に、映像はもちろん、この守破離橘という日本酒が傍らにあってくれたら、我々がやってきた仕事も報われるような気がすると同時に、また次につながって行くんだと思います。

我々の真剣かつ楽しんで創り上げたものが、みなさんにとってハッピーなものになれることを心から願っています」