10月11日(月)、ヘルスケア商品メーカー・フィリップスの最新デジタル補聴器体験会が行われ、タレントの関根勤が登壇した。

体験会に呼ばれたことについて、関根は「60歳を過ぎて(耳が聞こえづらくなるのも)もう少しかなという感じだったので、ありがたかったです」とコメント。

実際、ついテレビの音量を大きくしてしまったり、自身の声が大きくなったりするそうで、「職業柄、昔から声がデカいと思っていたが、最近、妻に内緒の話をしているつもりが『ちょっと!周りに聞こえるから!』と叱られるんです」と、すでに耳が聞こえづらいのかもしれないと語った。

難聴予防には、耳を休めることが必要というアドバイスをされると、「黒澤明監督の現場は、無音より静からしいですよ。大滝秀治さんが言ってました」とコメント。おなじみの大滝さんのものまねで「普通ね〜、ムーンとか無音でも聞こえるだろう?一切聞こえないんだよ〜」と盛り上げ、「だから黒澤明さんの横にいれば、耳を使わないですみます」と笑った。

「溺愛しているから…」孫への“デレデレ”エピソード

孫とよくテレビ電話をするという関根は「僕、孫から“デュウーデュウー”って言われるんですよ。ママやパパ、バーバーと違って、ジージーは孫にとって発音しづらいそうです。麻里と電話で話していると、横から『デューデュー遊ぼう!』って!」と語り、デレデレに。

取材陣から、テレビ電話中に聞こえづらいことはないか?と質問されると「溺愛しているから、こっちが“キャッチ”しようとするんです。『まこ、まこ』って言われた時は、『卵か!』とかね。だからすごく疲れます」とうれしそうに話していた。

最後に、補聴器のイベントにちなんで「これからの時代、聞く力が必要か?」と聞かれた関根は、「いきなり奥さんから『あなたとは暮らせません』と宣言をされる場合が。それは、奥さんの話を聞いてないからで、耳が聞こえづらくなったら、余計聞かないですよね。そうすると女性は余計耐えられない。ですから、これから夫婦が円満でいくためにも、聞く力は必要だと思います」と力説していた。