女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
9月4日の放送では、「“非モテ”おじさんブーム到来!好かれるおじさんの条件」「親を反面教師にする生き方」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈アナ、千秋、カンニング竹山、熊田曜子、婦人公論元編集長の三木哲男が討論した。
「好かれるおじさんの条件」というテーマで紹介されたのは、タクシー会社「三和交通」の公式TikTokだ。おじさん社員が必死にダンスをする動画が登場すると、千秋と熊田からは「ゆるキャラみたいでかわいい!」という声が。
「PCに送られてきた会議資料の向きが間違っていたのに、上司がそのまま頭を傾けて読んでいてキュンとした」(20代女性)という“おじキュン”(※おじさんの言動にキュンとすること)エピソードでは、「そんなおじさんにキュンとするか?」を、視聴者に意見を募る「せきらら投票」で問いかけた。
すると、「キュンとする!」と熊田が目を細める一方で、千秋と三上アナは「人による」「PCが使いこなせないのは社会人としていかがなものか…」と険しい表情に。投票の結果も「キュンとする=35%」に対して「キュンとしない=65%」となった。
ほかにも、「移動中に40代後半の上司がグミを食べているのが小動物みたい」「お酒を飲めない上司が居酒屋でリンゴジュースを頼んでいた」など、“おじキュン”エピソードが続々登場。
「“非モテ”おじさんブーム」に乗って活躍の場を増やしている、ずん・飯尾和樹の証言が紹介されると、スタジオでは「売れても性格が変わらない」「男気がある」など称賛の声が上がり、番組公式SNSも「飯尾さん、大好き!」「時代が飯尾さんに追いついた!」と盛り上がりを見せた。
そんな中、三上アナが「そもそも、かわいいと言われておじさんはうれしいんですか?」と疑問を呈すると、スタジオ男性陣は「うれしい!」と即答。しかし、竹山は「かわいいと言っている女性は、実はおじさんをバカにしている」と指摘し、SNSにも「勘違いして痛い目に遭うおじさんが増えそう」と不安の声が。
千秋が「おじさんは恋愛対象じゃないから、安心してキュンとできる」と女性の本音を語ると、竹山は「おじさんはパンダと一緒。遠目に見ているときはいいけど、油断して近づくと攻撃されるから気をつけて!」と“おじキュン”している女性たちに警告した。
父のような男性は選ばないと誓っていたのに…熊田曜子が昔の恋のエピソードを語る
「親を反面教師にする生き方」というテーマでは、「仕事で忙しかった母を反面教師に専業主婦になったら、娘からなぜ働かないのかと言われた」(30代女性)、「優しすぎて損ばかりしていた父のようになりたくなくて、クールな人間を目指していたら、人間関係がうまくいかなくなった」(50代女性)などのお悩みが紹介された。
両親が離婚し、父親を反面教師にしているという熊田は、「昔の彼氏が父親に似ていると言われたことがある。父のような人は選ばないと心に決めていたのに」とポツリ。
一方、千秋は「親から『勉強しろ』と言われたのが嫌だった経験を踏まえて、娘に『勉強しろ』と言わずにいたら、本当に勉強をしない子に育ってしまった」と自らの反省点を語り、「自分の親のようには絶対にならない、ではなく、子供の性格も考えてどうするかを決めなければ」と、自分の親にわだかまりを抱いたまま子育てをしている人たちにアドバイスを送った。
SNSにも「親が離婚・再婚したのがイヤだったから、私は絶対しない」「親からブスと言われ続けた。絶対に我が子には言わない」などの経験談が、続々到着。同時に、「親のいいところは真似して、嫌だったところは真似しない、という考え方でいいのでは」「親だって人間なのだから、欠点があっても当然」という意見も届いた。
親子関係専門の心理カウンセラー・三浦久美子氏によると、「人間は基本的には体験したことしかできないので、子育ての仕方はどうしても自分の親に似てしまう」のだそうで、「親と同じことをしてしまったと自分を責めるのではなく、親と違う方法を試すことができた時に、きちんと自分を褒めてあげる気持ちが大切」と、子育て世代にエールを送った。