世界に誇る包装の国、ニッポン。私達日本人は包装が大好きですが、その歴史は古く、奈良時代にはすでに布で包むという習慣があったそうです。
歴史と伝統に裏付けされているように、デパートなどの店員による色とりどりの包み紙でテキパキと商品が包装されていく姿は、海外でも神業としてしばしば紹介されてきました。
近年はエコの観点から無駄なゴミを無くすため、こういった包装文化は過剰包装として批判の対象となっており、遺伝子レベルでDNAがラッピングされてしまっている我々にとって由々しき事態となっています。
果たして我々は包まずにいられるのか。まずは餃子でも食べながら例文を学んでみてはいかがでしょうか。
「領収書をプレゼント用にラッピングしてください」そう言って彼女は指輪を買った。
これを英語で言うと…
“Could you gift-wrap the receipt?” she said as she bought the ring.
Point:領収書 = Receipt
日本の「レシート」は、そもそも領収書 = Receipt をカタカナ読みしたものです。
海外では手書きの領収書を発行する文化はなく、日本でいう「レシート」が日本の「領収書」の役割を果たします。
請求書に似た表現として、取引明細書 = Statement、支払い領収書 = Voucher、納品書/請求書 = Invoice を使うこともあります。
但し書きは Payment description 、○○宛ては Addressed to 〇〇 で表現しましょう。
「Receipt」、ぜひ使ってみましょう。それではまた次回!
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