女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。

10月1日(金)の放送には、東京オリンピックの男子マラソンで6位入賞を果たし、このレースをもって引退を表明した、大迫傑さんが生出演!

「夢に向かう子供たちへのメッセージ」というテーマで、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、大神いずみ、「婦人公論」元編集長の三木哲男と語り合った。

まず登場したのは、「中学生の息子がテニスで全国大会優勝を目指しているが、目の前の試合で一喜一憂しているだけ。夢に向かって努力するにはどうしたらいい?」という40代女性のお悩み。

小学生に夢の叶え方を教えるボランティアに行ったことがあるという千秋が、「夢を持つのは簡単だが、持ち続けるのは難しい」と語ると、三木も「出口が見えない中で努力し続けるのが難しいのは、大人も同じこと」と同意した。

大迫さんは、引退後にスタートした「シュガーエリートキッズ」という小・中学生向けのイベントで行っているワークショップの内容を例に、夢を持ち続ける方法を紹介。ワークショップでは、まず好きなことを書き出し、それがどんな職業につながるか考え、その夢を叶えるために何をするべきか、今日→明日→2年後→5年後と段階ごとに目標を立てているという。

大迫さんが実際に考えた、オリンピックでメダルを獲るための段階的な目標も紹介。大迫さんは「この目標を、自分はほぼ達成できなかった」と振り返り、「目標をすべて達成できなかったら失敗なのか?」と子供たちに問いかけ、「この悔しさと充実感が人生を豊かにする」と教えているという。

大迫さんは、速いランナーになるために、進学する高校も自分で決めたという。同じように、中学卒業時に自分で進路を決め、大阪の高校に進学した長男がいる大神が「親にも弱音を吐いてくれなくなった」と言うと、大迫さんは「今は競技に没頭しているのでは?」「アドバイスをどんなにもらっても、それを咀嚼して決めるのは自分にしかできない」と長男の気持ちに寄り添った。

また、「野球をしている息子。毎日素振りをすると自分で決めたのに、理由を見つけてはサボっている」という30代男性のエピソードでは、「まずは、自分がどうなりたいかを言語化する。努力を継続するためには、これが終わったらお菓子、などご褒美を作ってあげることも効果的」とアドバイスした。

「ピアノは好きなのだが、緊張してしまうので発表会は苦手」という小6女子に対しては、「僕も緊張するタイプだが、あえて言葉に出して『緊張している』と言うだけで冷静になれる」と自身の解決法を語り、千秋が「確かに、緊張していることを隠すから、余計に緊張するのかも!」と、納得の表情を見せた。

「小3の息子は水泳が好きだが、親から見ると球技のほうが得意。得意と好きはどちらを優先するべき?」という30代女性のお悩みでは、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「得意なことと好きなこと、どちらを優先するべきか?」と問いかけた。

大神と千秋、大迫さんは「子供には好きなことをやってほしいし、親が決めるのはよくない」と主張。一方、竹山は「好きなことをできるのが一番いいけれど、自分の場合、好きなタイプの芸では売れずに、得意のキレ芸で評価されたから…」と苦笑い。

投票の結果は「得意なこと=12%」「好きなこと=88%」となったが、三木は「確かに、好きなことでは成功できなかったが、得意なことで成功できたという映画監督の言葉もある。子供のうちは両方やったらいいのでは?」と助言を送った。

大迫さんは、視聴者からの質問にも回答。「ライバルとの接し方は?」という質問には「マラソンは自分自身に勝つ競技なので、選手同士、お互いへのリスペクトがある」と、東京オリンピックで金メダルを獲ったキプチョゲ選手と食事をしたことがあると告白。

「ダイエットをしたいが誘惑に負けてしまう」という質問では「この人は本当に痩せたいのかな?」と苦笑しつつ、「共に頑張る仲間を作るといいのでは?」とアドバイスした。

番組公式SNSには「第二のステージに向けて頑張れ!」「指導者になるのが楽しみ」といった大迫さんへのエールや、「大迫さんのワークショップ、子供の時に受けたかった」「大人もグッと来る!」などの声が多数届いた。

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