10月18日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』で、郷土料理を現代風にアレンジした「かわじま呉汁」が紹介された。

埼玉県川島町にある手打ちそば泉の里へやってきた松岡修造は、 店主の安達光二さんに迎えられ「かわじま呉汁」をいただくことに。

1品目は「かわじま呉汁うどん」。グツグツと煮立った土鍋から立ち上がる湯気に、「香りがすごいですね」と圧倒される松岡に、安達さんは「大豆の香りですね。豆乳鍋は汁だけですけど、大豆もそのまま入っているので」と説明。

うどん、10種類の野菜、芋がらが入っているという鍋から、熱々のうどんをすすった松岡は、「思った以上に甘いですね、お汁が」とコメント。安達さんは「野菜と大豆の甘みが、素材の旨みを出すようにしてます」と教えてくれた。

そんな中、「このサクサクしてるのは?」と気になる触感があった様子。安達さんは、「大豆の粗い(すった粒)。すり鉢ですっているので、(触感が)フワフワしているのは細かくすっているから」と明かし、松岡も「そういうことですか!」と納得の声を上げた。

「かわじま呉汁」について、「川島町はお米作りが盛んで、お米の周り(田んぼの畔)に大豆を作っているので、呉汁にして家庭で食べていたんです」と安達さん。

さらに「もともと(昔ながらの)呉汁は、大豆をすり潰して味噌を入れるだけ(の具の無い汁)。食べてもあまりおいしくなくて…。それで現代風に野菜を入れたら甘みが出るなとか、つゆにだしが入ってた方がおいしいなっていう風に(アレンジして作るようになった)」と語った。

松岡「絶妙な甘みなんですよね。これ食べたら絶対においしいって思いますよ」

2品目は「かわじま呉汁そば」。黒々としたつゆの見た目に「なんだこれ!今度は黒いです!」と驚きの声をあげた松岡。

安達さんは、「うちはそば屋なので、今度の料理はそばで、つけ麺なんです。(つゆには)竹炭が入ってます。体にいいものを全て入れました」と紹介。

松岡「大豆の香りがすごいです」

安達さんは頷きながら、「つゆが違うので、さっきのうどんのように甘みより味がキリッとしてる」と解説。

松岡の、「おそばもおいしいですね!安達さんの工夫やアイディアを、川島町の昔のみなさんは喜んでくれていると思います」との感想に、安達さんも一層の笑顔を見せた。

次回、10月25日(日)の放送は、「酢あじと旬魚の神経抜き」を紹介する。

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