女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
9月24日(金)の放送では、「育児が少しラクになるアイデア」「雑談のストレス減らすには?」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、菊地亜美、福田萌、「婦人公論」元編集長の三木哲男が話し合った。
「育児が少しラクになるアイデア」で紹介されたのは、「3歳の息子が保育園の行き帰りに、座り込んだりグズったりするので、つい叱ってしまう」という30歳女性のお悩み。
視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「そんな母親の気持ちが理解できるか?」と問いかけると、「理解できる=92%」「理解できない=8%」と圧倒的な結果に。
1歳1ヵ月の娘を持つ菊地も、「独身のときは、怒っているお母さんやグズっている子どもを見ても状況が把握できなかったけれど、今なら気持ちがわかる」と理解を示した。
「松村式 子育て仕掛学」の著者の大阪大学の松村真宏先生によると、保育園の行き帰りに「赤いものを探そう!」など簡単なゲームを取り入れ、子どもにやってみたいと思わせるのが効果的だという。
Twitterで話題の、やまぎしみゆきさんの投稿も紹介。やまぎしさんの娘が保育園から帰りたがらず困っているときに、先生がわざと靴を間違えて持ってきて娘さんをやる気にさせていたのだという。
千秋は「娘が赤ちゃんのころ、泣き止まなくて困ったときは、娘より大きな声で泣いてビックリさせて泣き止ませていた」と経験を語ると、菊地も「娘がおむつ替えを嫌がるときは、大きな声で歌っている。外出時は恥ずかしいんだけど…」とおむつ替え時のテクニックを披露。
「不機嫌な子供の気分を変える方法」も紹介されたが、三木は「こういう手段は確かに有効だが、追い詰められているお母さんは思いつかない。毎日少しでもワンオペから解放される時間を作ってあげなければ」と課題を指摘した。
「5歳の娘にお手伝いをしてもらいたいのだが、どうすればいい?」という30代女性のエピソードでは、お手伝いをビンゴゲームのような感覚で楽しめる「おこさまBINGO」という商品が登場。お手伝いだけでなく、生活習慣や食事のカードもあるそうだ。
福田萌が、音声配信SNS「Clubhouse」で実施している「夜泣きClubhouse」という取り組みや、月齢に合わせたおもちゃが2ヵ月に1回届くおもちゃのサブスクリプションサービス「トイサブ!」、自宅でオーダーメイドヘアカラーができるサービスなども紹介。
「夜泣きClubhouse」は、夜泣きのケアで1人で起きている時間に孤独を感じるママやパパに寄り添いたいと、福田が続けているオンラインイベント。
菊地が「パパに夜泣きのケアを代わってもらっても、泣き声で起きてしまう」と苦労を語ると、番組公式SNSには「一番手がかかる時期が一番可愛かったと今は思う」「子育ての疲れは子育てで癒やされる」などの応援メッセージが次々と寄せられた。
雑談をしたくないときは努力しなくていいと思う人が83%
「雑談のストレス減らすには?」というテーマでは、「パート先の人とスーパーのレジで一緒になったが、雑談のネタが浮かばなかった」(40代女性)、「公園で息子の同級生のママと一緒になったが、話題が尽きて気まずい雰囲気になってしまった」(30代女性)というエピソードが登場した。
千秋は「雑談をしたくないときは、挨拶だけしておけばよい」とアドバイスし、精神科医で産業医の井上智介先生も「無理やり雑談を続けようとすると、余計なひと言を言ってしまいがち。笑顔できっちり挨拶をして、何も喋らないほうが気がラク」と同意。
一方「他愛もない会話推進委員会」だという竹山は、「どうでもいいことを質問するか、自分の話を盛って喋る。内容は覚えていなくてもOK」と雑談のコツを伝授し、SNSには「雑談のコツ、助かる!」などの声が届いた。
「せきらら投票」で「親しくない人と雑談するために、努力するか?」と問いかけると、「努力する=17%」「努力しない=83%」という結果になり、三木は「無理をしてまで友達を作る必要はないと思う人が増えているのでは」と分析した。
「近所の人が別の人の悪口を話し始めたときは、どう切り抜けたらいい?」という40代女性のお悩みも登場した。
千秋は、「逃げられる状況なら逃げる。逃げられないなら、相槌をわざと遅れて言って“聞いてない感”を演出する」と提案。福田も「同意していると取られるようなリアクションはしない」と同調した。