10月15日(木)22時より、フジテレビでは、昨年7月に放送した深田恭子主演の『ルパンの娘』の続編が放送される(番組タイトルは、前作同様に『ルパンの娘』。初回15分拡大)。このたび、今作のポスタービジュアルが解禁となった。

前作のポスタービジュアルは、代々「泥棒一家」“Lの一族”の三雲華(みくも・はな/深田恭子)、尊(たける/渡部篤郎)、悦子(えつこ/小沢真珠)、渉(わたる/栗原類)、マツ(まつ/どんぐり)、巌(いわお/麿赤兒)がそれぞれのポーズを決め、代々「警察一家」の息子・桜庭和馬(さくらば・かずま/瀬戸康史)が彼らを追いかけるという構図だった。

今回のポスタービジュアルは、泥棒衣装に身をつつんだ“Lの一族”と、華と事実婚し家族となった和馬が、まるで写真館で撮影したような家族写真におさまり、“Lの一族”に復讐(ふくしゅう)を誓う、代々「名探偵一家」の娘・北条美雲(ほうじょう・みくも/橋本環奈)が彼らを追いかけるという構図に。

そして、ひときわ目を引くのは、華が抱きかかえている、“Lの一族”の仮面をつけた赤ちゃん。この赤ちゃんが何を意味するのか、はたまた何の意味も持たないのか…。ドラマのスタートが待ちきれない。

<アートディレクター:柳原康之(KiGO株式会社)コメント>

Lの一族はすごくキャラクターが立っていて、ごく普通のことをするだけで違和感が出て面白いのではないかと思い、どこの家族でもやるような記念撮影のビジュアルを用いて、ステキな家族を表現させていただきました。

<稲葉直人プロデューサー コメント>

前シリーズでは、深田恭子さん演じる華と瀬戸康史さん演じる和馬のロミオ&ジュリエットを軸につくっていましたが、実は隠しテーマとして、奇妙奇天烈(きてれつ)な家族がだんだんほほ笑ましく見えてきて、最後は“こんな家族ってステキだな”と思ってもらえることを願って制作していました。

今回、晴れて華と和馬が結婚して新たな家族をつくっていく話になるので、ポスターは“家族の物語”を前面に打ち出したいなと思いました。“こんなにも困った家族なのに、どうしてこんなにいとおしいんだろう”、そう思いながら、隣にいる大切な家族や遠くにいる家族のことを思い合っていただけたら幸いです。

<第1話あらすじ>

“Lの一族”こと泥棒を家業とする三雲一家は全員が死んだと世間をだまし、華(深田恭子)の恋人、桜庭和馬(瀬戸康史)の家に身を寄せていた。だが、桜庭は警察一家。義賊であり、以前より派手ではないとは言え、華の父、尊(渡部篤郎)が繰り返す盗みに、和馬の父、典和(信太昌之)は体調を崩し寝込んでしまう。

さすがに尊も潮時と桜庭家から引き払うのを機に、華は和馬とアパートに移った。それもつかの間、警察の手が及びそうになった華を助けた尊は豪華なマンションを2人に与える。しかし、マンションは尊たち三雲家の新居につながっている二世帯住宅だった。

尊は三雲家と華たちが朝食を一緒にとるというルールを勝手に決めていた。仕方なく華と和馬が三雲家の朝食に行くと、家族全員のはずなのに巌(麿赤兒)がいない。マツ(どんぐり)によると巌は京都に行ったようだった。そんな折、華の兄、渉(栗原類)が大きな盗みのターゲット“信長の秘宝”を発見、“Lの一族”は再始動しようとしていた。

その頃、巌が足を伸ばした京都では、名探偵一族の北条家で中学生の北条美雲(橋本環奈)が祖父であり当主の宗真(伊吹吾郎)から探偵指南を受けていた。実際に起きた事件の犯人を推理する美雲に宗真は満足気。しかし、この時の美雲は、まだ北条家と“Lの一族”の因縁を知ることはなかった。

一方、渉が見つけた秘宝が何者かに先に盗まれてしまい、悦子(小沢真珠)はご立腹。尊はすでに秘宝を盗んだ相手は分かっていると慰める。しかし“Lの一族”を出し抜き、先に秘宝を盗んだ“泥棒アベンジャーズ”なる一味は和馬たち警察も追っていた。