ニューヨークを拠点に活躍する現代美術家・松山智一さんの大規模個展『松山智一展 FIRST LAST』。
2025年3月8日(土)から開催されているこの展覧会でナビゲーターを務めるのは、女優の永野芽郁さん。会場で聞くことができる音声ガイドも務めています。

オープン前日となる3月7日、会場を訪れた永野さんと松山さんに『めざましmedia』がインタビューを行うと、永野さんがニューヨーク旅行で感じた“不思議な縁”について明かしてくれました。

永野さん:
すごい!入ってきたときに空気が一気に華やかになった。

鮮やかな色彩を特徴とする松山さんの作品、約40点が展示された会場。およそ2mほどの高さのある絵画の数々に、展示室に入った永野さんは圧倒されていました。

海外に住むことが目標 NYで感じた「縁」

松山さんはニューヨークのブルックリン在住とのことで、永野さんに海外生活の憧れについて伺うと…。


永野さん:

小学生の時から海外に留学するとか住むっていうことが今も変わらず1つの目標だったりします。

海外生活への憧れについて語る永野さんですが、今回の展覧会については驚きもあったということで…。


永野さん:

このお話を頂いた時にちょうど私ニューヨークに旅行に行ってる時だったので、すごく縁を感じました。

松山さん:
どれぐらいの期間滞在されていたんですか?

永野さん:
3週間ぐらい…。

松山さん:
結構長い!

永野さん:
でも、何をしていいか、途中から分からなくなっちゃって(笑)


ニューヨークでの長期滞在中に、永野さんに今回初挑戦となる音声ガイドのお話が舞い込んだということでした。

音声ガイドに初挑戦「自分の声が好きではなかった」

ガイダンスで解説を行う永野さんですが、声には自信がなかったということで…。

永野さん:
(今までは)自分の声が好きではなかった。声だけで松山さんの作品を紹介するということで緊張していたんです。

と思いを明かしました。


松山さんが「(声に)優しさとエレガントさがあって素敵だった。(作品に対する自分の思いが)すごい伝わったと思う」と感想を述べると、
永野さんは「お褒めをいただいてホッとした」と笑顔を見せました。

世界を彩る多様な文化や伝統、宗教などを、まばゆいばかりの色彩で描き出す、松山さんの作品。
松山さんはみどころについて、「いろんな価値観の違いを色を通じて一つのキャンバスに落とし込んで、グローバルなメッセージを伝えられたら」と語りました。


【開催概要】

展覧会名:松山智一展 FIRST LAST 

会期  :2025年3月8日(土)〜5月11日(日) 会期中無休(予定)

会場  :麻布台ヒルズ ギャラリー(麻布台ヒルズ ガーデンプラザ A MB 階)

開館時間:月・火・水・木・日 10:00〜18:00(最終入館 17:30)

                  金・土・祝前日 10:00〜19:00(最終入館 18:30)