9月27日(日)、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2020」(略称:SSFF&ASIA)のアワードセレモニーが都内で行われ、フェスティバルナビゲーターのGENERATIONS from EXILE TRIBEが出席した。
アワードセレモニーのオープニングには、グループを代表して白濱亜嵐が登場。「(このイベントから)ショートフィルムの魅力を発信していけたら」と意気込みを語り、主催する別所哲也とともに「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2020スタートです!」と笑顔で開会宣言をした。
その後、ナビゲーターとして、各部門の発表時に1人ずつ登場し、受賞者をお祝い。そして、EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表・別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された、詩と音楽、映像を一つに融合するプロジェクト 「CINEMA FIGHTERS project」の第4弾の発表が行われた。
今回のタイトルは、「昨日より赤く明日より青く-CINEMA FIGHTERS project-」。全6作品が制作されるという。
SABU監督とタッグを組む佐野玲於は「もともと映画が好きで、SABU監督の一ファンとしてもSABU監督とタッグを組むことができて光栄です。今回の作品はパンクな生き方や、そういう若者の姿を描いた作品です。SABU監督の第一印象は『この人、本当にパンクな方だな(笑)』と個人的に思ったので、SABU監督とのやりとりや役のニュアンスを掴むときも、そんなに時間がかからず。お互いに理解し合いながら作品作りに携わることができたかなと思っています」と、初めてのタッグでありながら、楽しんで撮影ができた様子。
新城毅彦監督作品で主演する関口メンディーは、「新城監督は、片寄涼太や白濱亜嵐と以前、映画を撮っていたんですけど、2人と僕は違う存在なので…(笑)、『できるのかな』と不安な部分もありました。ちょっと大人なラブストーリーで、自分としてもやったことのない役柄だったので、とても勉強になりました」と、慣れない俳優業も自身のプラスになったという。
そして、この関口主演の作品に主題歌担当として携わる数原龍友は、「まずは、メンディーが主演する作品の主題歌ということで、音楽で携わることができて、すごく光栄でした。完成した作品を拝見した際にすごく自分の思いとリンクする部分もあって、改めてこのプロジェクトに携われてうれしかったなと思いましたし、この作品がたくさんの方に届けばうれしいなと思っています」と、コメントした。
山下敦弘監督の作品で主演をする白濱亜嵐は、「ここ最近、貴族や大富豪など、劇画チックなキャラクターを演じることが多くありました。でも、今回の作品では、とにかくナチュラルに、自然にということを演出していただいています。改めてお芝居の基礎から見つめ直すことができて、すごくステキな経験になりました」と、自然体で芝居に臨んだことを明かした。
森義隆監督とタッグを組んだ中務裕太は、「森監督はお会いしたときに、僕のキャラクターを理解してくださって、より僕の素に近い状態の役を用意してくださって。すごくリラックスして、力まずに役に取り組むことができました。すごくいい経験になりました」と、あまり経験の多くない芝居ではあったものの、気負うことなく作品に臨めたそう。
片寄涼太は、真利子哲也監督作に主演するが、撮影はこれからなのだとか。「言えないところも多いのですが、半分くらい英語のセリフをもらっていて。それは今、役作りの一環として練習しているところです。そこは見どころになるかなと思います」と、明かした。
久保茂昭監督作で主演する小森隼も、撮影はこれから。しかし、久保監督は、これまでGENERATIONSの楽曲のミュージックビデオなどでタッグを組んだことがあるため、「久保監督とタッグを組ませていただくということで、僕を10代の時から知っていただいているのですが、その久保監督が描く僕の見えていない部分ってどんなことだろう、久保監督の映画はどういうふうになるんだろう、と今からワクワクしています。プロジェクト第4弾で初めて参加させていただいていますので、自分にできることと向き合いながら頑張っていきたいなと思います」と、期待感を高めていた。