10月1日(木)、BOYS AND MEN研究生グループ・BMKのメジャーデビュー発表記者会見が行われ、その模様がYouTube上で生配信された。会見の司会は水野勝と本田剛文(ともにBOYS AND MEN)が担当した。
BMKは、BOYS AND MENの弟分として活動中の5人組グループ。2018年に和田アキ子デビュー50周年プロジェクトとして発売されたコラボシングル「愛を頑張って」で「オリコンデイリーCDシングルランキング」初登場2位を獲得・「第60回日本レコード大賞」企画賞を受賞するなど実績を重ね、このたびBOYS AND MEN研究生を卒業してメジャーデビューが決定した。
BMKメンバーはステージに自転車に乗って登場。今回のメジャーデビューを控え、先月9月には「開運祈願!究極の神頼みツアー」と題して名古屋市内の700以上の神社に自転車に乗って赴き、参拝していたという。
リーダー・米谷恭輔は「一番遠いところで片道25キロぐらいあったんですけど。ギアチェンジもなくて結構必死でしたね」とママチャリとともに疾走したことを回顧。
司会の水野から“個人的に神頼みしたこと”について聞かれると、米谷は「歌がもっと上手くなりますように」、松岡拳紀介は「ずっと健康でいられますように」、三隅一輝は「(今日の会見で)噛みませんように」とのこと。
「神頼みツアー」のほかにも、同じく9月には「研究生最後の10本勝負」という企画に挑戦。BMKが過去に挑戦した企画のリバイバルだそうで、中原聡太は「すごく思い入れの強かった企画を、初心に戻ってチャレンジしました」と回想。佐藤匠は「テーマも自分たちで決めて。お泊まり会とか」、三隅は「朝活とか。朝の8時30分からライブしましたね」と当時を振り返った。
昨日でボイメンエリア研究生を卒業したことについては、米谷が「気づけば6〜7年BOYS AND MENを研究してきたので、ついに卒業で寂しい気持ちもありましたが、前向きな気持ちでいられました」と心境を吐露した。
続けて、メジャーデビューにあたって発表された新グループ名は「BMK」。今までの「BOYS AND MEN研究生」の略称「BMK」から変更し、今回のグループ名は“Big Monster Kite”の略だという(※kite=凧)。佐藤は「凧のようにどんな逆風にも負けずに上昇していき、怪物級のグループになっていけるように」と説明。ロゴには凧やモンスターのツノのデザインが施された。
コメント欄では、ファンから「最高」「うれしい」という反応が殺到し、中には「やっぱり」と予想が当たったとみられるコメントも。
本田はBOYS AND MENの経験を振り返って「メジャーデビューすると急にミュージックビデオのセットが高級になりますからね。火が出るようになってね」と回顧した。
会見では、“どんな困難にも負けずに乗り越えていく”という意図が込められたデビューシングル「モンスターフライト」を披露。ロック調のサウンドとパワフルなダンスパフォーマンスにファンからも「かっこいい!」という好反応が多く寄せられ、新衣装に注目するコメントも見られた。
振り付けはラッキィ池田氏が担当。サビ部分で披露するキャッチーな「凧ダンス」について、三隅は「ぜひ、皆さんも覚えていただいて、一緒に踊っていただけたら」と呼びかけた。
会見のラストは、今後の抱負を発表。三隅は「飛翔。結果を出して高く舞い、皆さんを勇気づけたい」、中原は「逆風を制す。ピンチや逆境さえも乗りこなすようになりたい」、松岡は「笑顔。SNSでもスマイル動画を投稿していて、1人でも多くの方を笑顔にしたい」、米谷は「全国ツアー。ファンの方への恩返し精神で回れたら。おじいちゃん・おばあちゃんが住んでいる石川県にも行きたい」、佐藤は「多幸感振りまくグループへ。自粛期間中に、ポジティブになれる多幸感が一番必要なのではないかと考えた」とそれぞれが語った。
佐藤が最近多幸感を感じたことについて、もとからBOYS AND MENのファンだったという彼は「BOYS AND MENのライブツアーを見たこと」とコメント。
水野はそんな佐藤について「究極の成り上がりファン」と表現しつつも、「本当のファンですから、うれしいですね(笑)」と佐藤のストレートな思いを受けて照れ笑いしていた。
BMKは、2021年1月13日にビクターエンタテインメントからメジャーデビューが予定されている。