10月2日(金)放送のフジテレビ『ダウンタウンなう』に仲野太賀が登場。

父・中野英雄の親バカっぷりに松本驚き「“溺れる愛”やで!?」

ダウンタウンらとは初対面ということで緊張した面持ちで登場した仲野。父・中野英雄はダウンタウンと親交があり、以前はバラエティにもよく出演していたということで話が盛り上がる。

仲野が父のことを「めちゃめちゃ親バカですね。溺愛でした」と語ると、この日の“飲み仲間”夏菜は「えー!意外ー!!」と驚き、強面の父・中野とのギャップに、松本も「“溺れる愛”やで!?」と強めに反応。

叱るのは、主に母親の役割で、父はフォローに徹していたという話には、浜田が「汚い方に回ってるな!」と言って笑った。

そんな父は、小さい頃から愛する息子にいろんなオーディションを受けさせていたそうで、仲野が13歳で俳優デビューしたときは、すぐに賛成したという。

浜田:最初は、(「太賀」という)名前だけでやってたんで、わからなかったんですよ。

坂上:「親の七光りなんていらねぇ」的なものがあったんですか?

仲野:そうですね。親父との差別化をはかりたいというか…。

仲野は、デビュー当時は「太賀」という名で活動していたが、昨年「仲野太賀」に改名した。

仲野:せっかく苗字を取ったのに、父が溺愛のあまり、めちゃめちゃSNSで宣伝するんですよ。僕のことを。

夏菜:溺愛がすごい!

仲野:僕が作品に出るたびに、「うちの息子が出てるから、みんな見てください!」みたいな。

松本:すげぇな。徹底してるね。

仲野がドラマ『ゆとりですがなにか』(日本テレビ)に出演した際、父はロケ地に行って、そのパロディ作品『ヤクザですがなにか』を撮影し、SNSにあげたという。

仲野:それ見たときに、もう愕然として。

一同:(笑)。

仲野:そのあと、『ヤクザですがなにか』というVシネを作ろうとしたらしくて。「のっかってくんじゃねー!」っていう話なんです。何のために苗字取ってるのかわからないと思って。

松本:やっかいだね。

父親の溺愛パワーに根負けし、苗字を隠す意味がないと考えた末に改名。だが、よく見ると本名の「中野」ではなく「仲野」になっている。

仲野は、字面の締りを良くするために、“にんべん”を付けたら、画数も良くなったと語るが…。

坂上:ちょっと待ってください。スタッフさんとの打ち合わせでは、仲間の「仲」にした理由は「仲間との出会いが、俳優人生の財産であると気がついたので」と…。

仲野:(無言で赤面)

松本:おいおいおい…。

夏菜:そういうこと言うタイプなんですね。

坂上:おい、どうなってんだ!?

松本:おやじ呼べ!おやじ呼べ!

恥ずかしい改名理由を暴露された仲野は「まぁまぁ後付けです!」と弁解して顔を赤くする。一同にイジられ、「理由が必要だったんで…」とタジタジになっていた。

親友・間宮祥太朗が暴露「本当に性格悪い!自己中っすね」

また、親友・間宮祥太朗がVTR出演すると、仲野の意外な素顔が明らかに。

一緒にゲームをしているときは「本当に性格が悪い」そうで、仲野は少年のように「バカ!クソ!」と悪態をつき、負けると「マジつまんない。帰って」と言い出すのだという。

さらに飲み会の席でも、「『今!?』っていうタイミングで帰ります。めっちゃ楽しいなっていうときに『俺、帰るわ』って。自己中っすね」と、間宮からの苦情が寄せられた。

仲野:「ゲームは、ものすごく強い」という自負があって、負けたときの自分が許せなかったんですよね。そうなったときに暴言を吐いてしまったというのは…確かに、間宮くんを傷つけてしまった。

松本:これ、謝罪だよね。

坂上:飲み会で突然の中座っていうのは?

仲野:場が一番盛り上がったとき、思い出が完成されたときに、帰りたいんですよ。「あぁ楽しかった!」で終わりたいんです。

必死で説明する仲野だが、夏菜から「そこで帰ったら、(その場の)空気崩れるというか。それはどうでもいいってことですよね?」と詰められると口ごもってしまい…。

仲野が「いや、ただ…」となんとか反論しようとしたところで、松本から「なんのために“にんべん”付けたんやったっけ?」と強烈なツッコミが飛んできて、一同爆笑。

「そうだ!そうだ!」「仲間!仲間!」とヤジが飛び交う中、仲野は崩れ落ちて脱力した。

長澤まさみやニコラス・ケイジから頻繁に連絡が!?

続いて、間宮からの暴露では、仲野は、自分の携帯電話に男友達を登録する際、好きな女優の名前に変えていることが発覚。

間宮は「長澤まさみさんから電話やらメールがたくさん来るわけですよ。めちゃめちゃイタイ。普通に気持ちわるい」とバッサリ。

松本:イタイ、イタイ、イタイ…。これはイタイな!冷たい氷一気に食ったみたいな。

仲野:この仕事をしてはいましたが、ほぼほぼパンピーの感覚なので、ちょっとでも、うだつの上がらない人生を素敵な女優さんで彩(いろど)って…。

浜田:ちなみに、間宮くんはなんて入れてたの?

仲野:麻生久美子さんです。

坂上:お父さんは?

仲野:最初は、ジョージ・クルーニーです。

一同:(笑)。

仲野:年を重ねるにつれてニコラス・ケイジに変わっていきました。

そこで浜田が「覚えてるの?誰を誰にしたか」と疑問を投げかける。仲野は「最初の頃は、友達とおもしろおかしくやってたので覚えてはいるんですけど」というが…。

仲野が「忘れた頃に、ボビー・オロゴンから電話かかって来たことがあって。おれも『なんで?』って」と言うと、その奇妙な状況に一同大笑い。

松本は「ボビー・オロゴンは、今まだちょっと無理かなぁ。まだちょっと生々しいかなぁ」と、苦い表情を見せて笑いを誘っていた。